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ナレーション: ピーターは、こんな鋭い言葉を教えてくれた人や。世界がこんなに急速に変化しとる中で、一番大きなリスクは何もリスクを取らんことや言うて。こいつは難しい相手やな、説明するのんが。PayPalでお金の常識を変えて、Facebookの最初の外部投資家になって、Palantierは…まあ、ビン・ラディンを見つけるのを手伝ったんちゃうかな。間違いなく世界で一番成功したテクノロジー投資家やと思うわ。
ピーター: 未来は決まってないと思うんです。大事なんは、主体性の問題やと。うまくいくのは、ユニークな会社やと思います。どないしてゼロから1に到達するか。誰も作ってへん素晴らしいビジネスって何やろか。誰も賛成してくれへんけど、あんたが本当やと思うことを教えてください。
司会: ピーター、おかえりなさい。お会いできて嬉しいです。[拍手]
あんまりこういうことせえへんからな、ほんまに感謝してるで。でも、やる時はいつも率直やし、そこもええと思うわ。ここにぴったりやな。
今年の政治サイクルは、離れとるんやろ?政治からは。
ピーター: まあ、これは我々みんなが持っとる疑問やと思うんやけどな。あんたはめっちゃ活発やったやん。ジェイディーに大きく賭けて、今日彼は素晴らしい議論をしたわけや。なんで今回は関わってへんのか、めっちゃ困惑してるんや。これはあんたの仲間やろ?
どれくらい時間あるんや?これについて2時間くらい話すつもりか?
まあ、ようわからんわ。矛盾した考えがたくさんあるんや。まだトランプとJDを強く支持しとるけど、政治的な寄付はせんことにしたんや。でも、他のあらゆる方法で支持しとるで。
明らかに、悲観的な考えとしては、トランプが勝って、たぶん大差で勝つと思うんや。前回よりもっとええ結果になるやろうけど、それでもめっちゃ失望すると思うわ。だって選挙ってのは常に相対的な選択やからな。で、誰かが大統領になったら、それは絶対的なもんになるわけや。
トランプとハリスのどっちがええかって評価されるんやけど、そこにはトランプよりもハリスに反対する理由がたくさんあるように思えるわな。もう一回言うけど、誰もこの人らを支持してへんのや。みんな否定的なんや。
でも、勝ったあとは、めっちゃ後悔して失望すると思うわ。これが起こることの流れやと思うんや。それがちょっと意欲をそぐんやな。
ようわからんけど、説明するとしたら、トランプの勝つ確率は微妙に高いと思うけど、基本的には五分五分やと思うわ。
選挙に関する俺の唯一の異端的な見方は、接戦にはならへんってことや。ほとんどの大統領選挙は接戦にならへんのや。どっちかの側が崩れるだけや。2016年と2020年はめっちゃ接戦やったけど、3分の2の選挙はそうやないんや。
いつも物事を整理して理解できるわけやないからな。俺が思うに、コマ泡沫が弾けるか、トランプ支持者がめっちゃやる気をなくして投票に行かへんかのどっちかやと思うわ。つまり、どっちかの側が次の2ヶ月でただ崩れ去るだけやと思うんや。
そやから、関わりたいんやったら…まあ、関わることで色んな面倒も出てくるけどな。もし差を付けられるんやったら、めっちゃ接戦の選挙やったら何でも差を付けられるわ。でも、接戦にもならへんかったら、あんまり差はつけられへんと思うわ。
ちなみに、もしめっちゃ僅差の接戦になりそうやったら…そういう razor-thin な接戦になりそうやったら、俺はKLAが勝つと確信しとるわ。だって、不正するやろ。選挙を「強化」して、投票用紙を盗むやろうからな。
だから、接戦になりそうやったら関わりたくないし、接戦にならへんのやったら関わる必要もない。これが単純な分析や。
司会: パーセンテージで言うと、毎年どれくらいの不正があると思う?どれくらいで…トランプが実際に…言葉に気をつけてな。
ピーター: そうやな…不正とか盗むとか言うたら、何か暗い夜に起こったことを示唆しとるみたいやな。使ってもええ言葉は「強化」やと思うわ。
司会: そうやな、投票用紙の回収とかな。
ピーター: まあ、ルールの変更とかも全部あったわけや。ほとんど白昼堂々とやられたんやけどな。
でも、そうやな。俺らの選挙は完璧にきれいやないと思うわ。そうやないと、調べたり活発に議論したりできるはずやからな。
司会: じゃあ、何を変えるべきやと思う?みんな自分の投票が数えられて、きれいな選挙になってほしいと思っとるはずやからな。俺は観客のことを言うとるんやけど。
ピーター: 最低限、他のすべての西側民主主義国と同じようにやるべきやと思うわ。1日投票にして、不在者投票はほとんどなしにするんや。
そして…1日で全部起こるんや。2ヶ月も引き延ばされたプロセスやないんや。これが他のすべての国でやっとる方法や。
ちょっと強めの有権者IDも導入して、投票する権利のある人が投票してるってことを確認するんや。
国民の休日にするのもええと思うわ。基本的に、これが他のすべての西側民主主義国でやっとることや。
アメリカでもかつてはもっとそれに近かったんや。過去20年か30年でめっちゃ劣化したわ。20年前、30年前、40年前は、投票日に結果が出とったんや。それがしばらく前からできんようになってもうた。
司会: あんたが失望せんようにするには何が必要や?トランプが当選して、選挙から1年か2年経って、トランプが大統領やとする。何があったら「意外と失望してへんな」って思える?
ピーター: うーん、めっちゃ難しい問題があって、どないして解決したらええかわからんのやけどな。
めっちゃ大きな赤字があるわけや。で、もし税金を上げずにGDPも縮小せずに、赤字を意味のある程度まで減らすことができたら…まあ、GDPがめっちゃ成長したらできるかもしれんけどな。
税金を上げずに赤字を意味のある程度まで減らせたら、めっちゃ印象的やと思うわ。
俺らは、ウクライナとの紛争に関してアルマゲドンに向かって眠りながら歩いとるみたいなもんや。で、ガザは中国台湾戦争のウォームアップみたいなもんやしな。
だから、もしトランプがそれを回避する方法を見つけられたら、すごいことやと思うわ。4年間戦争が起こらんかったら、俺の予想よりもええと思うわ。
司会: 台湾に関して、もしトランプがあんたに電話して「守るべきか守らんべきか」って聞いてきたら、この差し迫った状況で、中国に台湾を取られるのを許すべきか、それとも自由な国を守るべきやと思う?
ピーター: うーん、たぶん言うたらあかんのやろうけど…もし…
まあ、見てみ。俺らの政策はめちゃくちゃやけど、台湾政策に関しては一つだけほぼ正しいことがあるんや。それは、中国に何をするか言わんことや。
俺らが言うとるのは、何をするかわからへんし、あんたらが何かしたときに決めるってことや。これはたぶん正しいことを言う美徳があるんやと思う。
で、もし…そうやな、金門島に赤線を引いたら…中国の沿岸から5マイルの島やけど、それは信じられへんわ。
もし、「ガードレールが欲しい。台湾は守らへん」って言うたら、すぐに侵攻されるわ。
だから、政策を持たんことが…まあ、政策を持たんのがええのかもしれんな。何か正確なこと言うたら、すぐに戦争になってまうと思うわ。
司会: でも、あんたはどう思うんや?守る価値があるか、それとも紛争を始める価値がないか?この小さな島の民主主義のために戦争する価値はあるんか、ピーター・ティールによると。
ピーター: うーん…第三次世界大戦の価値はないな。
でも、共産主義者に乗っ取られたら、めっちゃ破滅的やと思うわ。
司会: もし激しいエスカレーションになったら、世界はどう分かれると思う?中国、ロシア、イランは友達になるんか?それが同盟軸になるんか?次の10年くらいを基本的なケースで考えてみてくれへん?起こることがわからんけど、世界はどうなると思う?
ピーター: 軍事的に中国が台湾に侵攻したらどうなるかは、正直わからんわ。たぶん降伏するか、核戦争まで激化するか…たぶんその中間のめちゃくちゃなことになると思うわ。ウクライナで起こっとることみたいな感じやな。
経済的に何が起こるかは、かなりはっきりしとると思うわ。基本的に…ロシアとドイツの間に一つのノードストリームパイプラインがあったやろ?アメリカと中国の間には100本のパイプラインがあるようなもんや。で、それが全部吹き飛ぶんや。
去年、TikTokのCEOに会うたんやけど…今なら言わんかもしれんけど、正直なアドバイスをしたんや。「アメリカのことは心配せんでええ。TikTokに対して何もせえへんから。あまりにも無能やからな」って。
でも、「もし俺があんたの立場やったら、中国からビジネスを出すわ。コンピューターも人も全部出して、ByteDanceから完全に切り離すわ。だって、台湾侵攻の24時間後にTikTokは禁止されるやろうからな。これが50%の確率で起こるとしたら、TikTokのフランチャイズの価値の100%を破壊することになるで」って言うたんや。
司会: 彼の反応はどうやった?
ピーター: まあ、たくさんシミュレーションをしたって言うてたな。第一次世界大戦と第二次世界大戦で両側に物を売った会社がたくさんあったって。
司会: あんまり賢くなさそうやな。彼についてどう思う?
ピーター: いや、俺のフレームワークに反対せんかったんや。だから、いつもそれが気に入るんやけどな。誰かが基本的に俺のフレームワークに同意してくれると。だから、彼はめっちゃ賢そうに見えたわ。
司会: 去年の夏、バリー・ワイスとの対談を見たんやけど、このデカップリングが起こるべきやって話してたな。すべきやとは言わんかったけど、あらゆる業界のリーダーが中国からのデカップリングを検討すべきやって推奨してたよな。「貨物列車の前でニッケルを拾うようなもんや」って言うとったの覚えとる?
ピーター: そうやな…ビジネスが中国と結びついとる方法はたくさんあるんや。投資家として投資しようとした人もおるし、中国国内で競争しようとした人もおる。輸出用に中国に工場を建てた人もおるしな。
それぞれの部分が、程度の差はあれ上手くいったんやけど…でも、俺の…俺の直感としては、中国国内で競争する会社に投資しようとはせえへんな。それはほぼ不可能やと思うわ。
中国企業に投資するんもかなり難しいと思うし…
それから、中国に工場を建てて西側に輸出するっていうモデルもあるわな。これはめっちゃ大きな裁定取引やったんや。こういうのは機能するんやけどな。
9年前にFoxconnの工場に行ったことあるんやけど、そこでは時給1.5ドルか2ドルで、1日12時間働いとんねん。二段ベッドが2つある寮の部屋に8人が住んどって、あんたが働いとる間に誰かがあんたのベッドで寝とるんや。逆もしかりやな。
そういうの見たら、彼らは我々よりめっちゃ遅れとるか、めっちゃ進んどるかのどっちかやなって思うわ。どっちにしても、iPhoneの工場をアメリカに単純に移すのんは、そう簡単やないんやな。
だから、なんでたくさんの企業がそこに行き着いたんか、なんでこういう仕組みになったんかは、ある程度理解できるんや。
でも、そうやな。俺の直感としては…何か規範的な判断をせんとしても、これからどうなるかっていうと、デカップリングが起こると思うわ。
司会: それってインフレを引き起こすんやないか?たぶんかなりインフレ的やろ?
ピーター: そうやな、それがたぶん…わからんけど、すべての商品の非弾力性を見てみんとあかんのやろうな。
実際、人々が思うほどインフレ的やないかもしれんのは、貿易を常に2国間でモデル化するからや。文字通りアメリカに人を戻さなあかんかったら、めっちゃ高くつくやろうな。
iPhoneを作るのにどれくらいかかるかわからんけど…インドはちょっと混乱しすぎとると思うけど、ベトナムやメキシコに移すこともできるやろ。中国よりも所得の低い国に50億人が住んどるんやからな。
だから、たぶん中国に対して取るべきネガティブサムの貿易政策は…他の国にシフトするっていうことやと思うわ。アメリカにとってはちょっと悪くて、中国にとってはめっちゃ悪くて、ベトナムにとってはめっちゃええみたいな感じやな。
これがネガティブサムの政策で…デカップリングが起こるとこういう形で現れるんやないかな。
司会: ちょっと避ける方法について話そうか。トランプは独裁者や権威主義者とめっちゃ上手くやれるみたいやな。キム・ジョンウンもめっちゃファンみたいやし。これは褒め言葉として言っとるんやで。彼らと話すのに問題ないし、彼らとつながりがあって、彼らも彼のこと好きみたいやからな。
彼が習近平と協力してこれを避ける道筋ってあると思う?避ける方法はあるんか?だって去年もここに座って同じ話をしとったやん。みんながこれが起こるって合意しとるのに、それを起こらんようにする方法を見つけられへんのが信じられへんのや。
ピーター: まあ、我々次第やけやないからな。そうやな…明らかにちょっとブラックボックスやな。中国の人が何を考えとるか、正確にはわからへんのや。
でも、歴史の感覚としては、ツキジデスの罠のアイデアが強くあると思うわ。新興勢力が既存の勢力に対抗するっていう…第一次世界大戦前のドイツ対イギリスみたいな感じやな。
アテネ対スパルタとか…新興勢力が既存の勢力に対抗する時に、たいてい衝突が起こるんや。これが中国のDNAの奥深くにあるんやないかな。
だから、たぶん…たぶん最初の…わからんけど、メタバージョンとしては、衝突を避ける最初のステップは、中国が衝突が起こると信じとるってことを認めることやと思うわ。
で、もしあんたみたいな人が常に「ただハッピートークをせなあかん」って言うとったら…それは世界大戦のレシピになってまうんや。
司会: 必ずしもハッピートークを提唱しとるわけやないで。明らかに…一般的に…俺はもうちょっとタカ派やって非難されるんやけどな。
ピーター: そうやな、わからんわ。トランプが北朝鮮の独裁者と話すべきかどうかわからんけど…一般的には、たとえめっちゃ悪い人間やったとしても、話そうとするのはたいていええアイデアやと思うわ。
で、現時点でのアメリカとロシアの関係はめっちゃ奇妙な力学になっとるんや。バイデン政権の誰も、ロシアの人とバックチャネルの通信すらできへんと思うわ。
タッカー・カールソンがバイデン政権の使者とは思えへんし、誰かがタッカーになったら…動詞がわからんけど…それは代替案よりも悪くなるように思えるわ。
司会: テクノロジーについて話そうか。あんたは、テクノロジーの名の下に過去にやってきた間違ったことについてスピーチしたことがあるよな。ビッグデータをその例として使ったと思うんやけど。
AIって何なんや?
ピーター: うわ、それはでかい質問やな。
そうやな…いつも俺はこういうことを言うんやけど、バズワードが嫌いなんや。機械学習とかビッグデータとかクラウドコンピューティングとか…「モバイルアプリを作ってクラウドに持っていく」とか…
バズワードが連なっとるのを見たら…俺の最初の本能は、できるだけ早く逃げることやな。めっちゃ悪い集団思考や。
長年、俺のバイアスはたぶんAIがこれらのバズワードの中で最悪やったんやないかな。次世代のコンピューター、前世代のコンピューター…その間の何でも意味しとったからな。
2010年代に戻ってみると…AIを具体化するなら、AIの議論は多分2冊の本で枠組みが作られとったと思うわ。2冊の標準的な本があって、一つはボストロムの『スーパーインテリジェンス』(2014年)で、AIは超人的で超々知的なものになるって言うとった。
で、反ボストロムの本が、李開復の『AIスーパーパワー』(2018年)で、これはCCPのボストロムへの反論みたいなもんやったな。基本的にAIは監視技術や顔認識になって、中国がこの技術を躊躇なく適用するから勝つって言うとった。
で、今実際に起こったことを考えてみると…LLMやチャットGPTで起こったことは、この2つのどっちでもなかったんや。
これは、過去60年か70年の間、人々がAIと定義してきたものの中間にあるものやった。チューリングテストに合格することや。これは、ある程度曖昧な線やけど、人間のふりをするコンピューター…人間やと思わせるコンピューターってことやな。
で、その線の曖昧さはあるにしても、チャットGPT以前は合格してへんかったけど、チャットGPTは合格したって言えると思うわ。これはめっちゃ重要やと思うわ。
で、明らかにこれは色んな疑問につながるわな。これは何を意味するんや?人を補完するんか、それとも代替するんか?労働市場にどんな影響があるんか?給料は上がるんか下がるんか?
こういう質問は全部あるけど…めっちゃ重要に思えるわ。
で、たぶん…シリコンバレーがいつもめっちゃ下手くそな大きな絵の質問やけど…「人間であるってどういうことや?」っていうのんがあるわな。
たぶん2022年の馬鹿げた答えは、人間は他の動物と違って言語が得意やってことやったんやないかな。3歳の子供も80歳のお年寄りも、話したりコミュニケーションを取ったりする。お互いに物語を語り合う。これが我々を他と違うものにしとるんやって。
だから、これについてはめっちゃ重要で、めっちゃ方向感覚を失わせるようなものがあると思うわ。
投資家として俺がいつも持つ狭い質問は、「これでどないしてお金儲けるんや?」っていうことやな。
司会: どないしてお金儲けするんや?
ピーター: めっちゃ混乱するわ。これはいつも俺が90年代後半に引っ掛かるところなんやけど、俺にとってはあれが形成期やったからな。
でも、2023年、2024年のAIは、1999年のインターネットみたいやと思うんや。めっちゃでかくて、めっちゃ重要になって、世界を変えるんや。6ヶ月でやなくて、20年かけてな。
で、たぶんめっちゃカタストロフィックな近似がたくさんあって…どの企業がお金を稼ぐんか、誰が独占するんか、誰が価格決定力を持つんか…めっちゃ不明確やな。
たぶん…もうちょっと深い分析をすると…注意が全てやとしたら、経済的でないなら誰がお金を稼いでるかに注目せなあかんわな。AIでは基本的に一つの会社が利益の100%以上を稼いでて、他の全ての会社は集合的に損してるんや。
だから、ある種の…ある種の分析をせなあかんわな。NVIDIAのロングを取るんか、ショートを取るんか…これは本当に持続可能な独占なんか?
でも、俺にはわかりにくいんや。シリコンバレーにおるし、半導体では長いことなんもしてへんからな。だからさっぱりわからんのや。
司会: AIという言葉をやめて、「一連のプロセス自動化」って言うたとしよう。これが0.1バージョンで、10代の脳と同じくらいのものが、たくさんの手作業をできるとしたら…世界に80億人おって、必然的に10億人が働けなくなるってことについて、政治的や経済的な観点から考えたことある?
ピーター: わからんな。これが同じかどうかわからんけど…これは産業革命の50年の歴史みたいなもんやな。それってGDPに加算されて、人々をもっと生産的なことをするために解放したんや。
たぶん…19世紀には工場に対する軽い批判があって、機械が人を置き換えるから人々は失業して何もすることがなくなるって言うとったな。
今回は、反対派が正しいのかもしれんな。俺はたぶんめっちゃ懐疑的やけど…でも、めっちゃ混乱するわ。利益と損失がどこにあるんかな。
たぶんあるのは…いつもあんたの持論に使えるんやけどな。わからんけど、俺の反ハリウッドや反大学の持論やと、AIはウォークな内容がめっちゃ得意みたいやな。
だから、成功する俳優になりたいなら、ちょっとだけ人種差別的か性差別的か、とにかくめっちゃ面白くなるべきやな。そしたらAIに置き換えられるリスクはないわ。他の全ての人は置き換えられるやろうけどな。
たぶん…わからんけど…クローディン・ゲイ、あの剽窃した
ハーバード大学の学長…AIは大量の…なんて呼んだらええかわからんけど…ウォークな論文を作り出すんやないかな。
彼らはもう既に互いに剽窃しあっとったんや。だって、いつも同じことを繰り返し言うとったからな。彼ら自身のバージョンを使っとって…これはただゾーンをもっとそういうもので溢れさせるだけやと思うわ。で、明らかに彼らは長いことそれをやってきて、誰も気づかへんかったんやけど…でも、この時点では…競争力の観点からはあんまり有望に見えへんな。
まあ、これは俺の持論やから、たぶん単なる願望かもしれんけどな。
司会: あんたが気になっとる技術の分野ってどんなんがある?「うわ、これはもっと学ばなあかん、注目せなあかん」って思うような分野は?
ピーター: いつも思うんやけど、物事よりも会社でそれを具体化したほうがええと思うんや。
「イノベーションはどこで起こっとる?」って聞かれたら…我々の社会ではこうである必要はないんやけど、主に比較的小さな会社の一部で起こっとるんや。そこでは比較的小さなチームが本当に限界を押し広げとるんやな。
これが…これがベンチャーキャピタルについて俺が刺激的やと思うとることなんや。で、明らかにイノベーションだけやなくて、それをええビジネスに変えたいわけやけど、そこで起こるんや。
なんか、大学では起こらへんし、政府でも起こらへん。かつてはそうやったけどな。
1940年代のアメリカっていうめっちゃめっちゃ変な国では、なんか軍隊が科学者を組織して、3年半でロスアラモスで核爆弾を作らせたんや。
で、ニューヨーク・タイムズがその後に社説で書いたのは…まあ、反リバタリアン的な書き方やったんやけど…「プリマドンナな科学者たちに任せとったら、爆弾を作るのに50年かかったやろう。でも軍隊が何をすべきか指示できたんや。これで政府が何もできへんって言う人は黙るやろう」みたいな感じやったんや。
もうニューヨーク・タイムズはそんな社説書かへんけどな。でも、そうやな…それがイノベーションが起こる場所やと思うわ。
俺が思うに、まだめっちゃたくさんがアメリカで起こっとると思うんや。時々ヨーロッパでの投資をやりすぎたかもしれんけど、いつもちょっとガラクタみたいなもんやったな。投資家としては休暇に行くにはええ場所やけど。
めっちゃ奇妙なことやけど、説明がつかへんのやけど、まだこんなにたくさんがアメリカで起こっとるっていうのは…なんか、アメリカはまだ新しいことをする国なんやな。
司会: ピーター、それはアメリカのチーム組織の社会進化的な問題なんか?アメリカでのイノベーションの失敗の根本原因は何やと思う?70年前、50年前のロケット時代とか、「我々は皆宇宙に住むようになる」みたいな期待と比べてな。
ピーター: これはいつも俺が言う大きな主張の一つやけど、過去40年か50年は相対的な技術停滞の時代やったんや。
キャッチフレーズで言うと、「空飛ぶ車を約束されたのに、手に入ったのは140文字だけや」ってな。これは反ツイッター的なコメントやないんやで。
いつもこう付け加えるんやけど、少なくともええ会社やったってな。1万人が大して働かんでもよくて、一日中マリファナ吸えたんやから。ヨーロッパにめっちゃ似とるわな。
実際、その部分は修正されたと思うんやけど…でも、めっちゃ…何が間違ったんやろう?
あんたが指摘したように、これは技術トレンドを追跡するもんやないからな。イノベーションを起こして結果を出す人々やチームについてのことや。彼らの世界観に基づいてな。
で、我々の世界観と、明らかに例外はあるけど(イーロンは後で来るけどな)、一見達成不可能に見えることを達成するための組織力について、何が間違ったんやろう?
ピーター: そうやな…これは過剰決定されとるんやけどな。
俺がいつも使うおおまかな枠組みでは…イノベーションが全くなかったわけやないんや。ビットの世界…コンピューター、インターネット、モバイルインターネット、暗号通貨、AIとか…そういう分野ではかなりのイノベーションがあったんや。
でも、なんか狭い進歩の円錐みたいなもんやったな。でも、原子に関することは全部遅れとったんや。これは俺がスタンフォード大学の学部生やった80年代後半には既にそうやったんや。
振り返ってみると、応用工学の分野は全部悪いアイデアやったんや。化学工学になるのもあかんかったし、機械工学もあかんかった。航空宇宙工学はめちゃくちゃ悪かったし、原子力工学は…まあ、誰もせえへんかったな。
で、原子の世界には何かあるんやな…リバタリアンの観点から言うと、規制で死んでしまったって言えるやろうな。
たぶん…低くなっとる果実は全部摘まれてしまって、新しいことを見つけるのが難しくなったっていう議論もあるやろうな。でも、俺はいつもそれはベビーブーマー世代が自分たちの失敗を隠すための言い訳やと思うとるんやけどな。
でも、たぶんもっと大きな絵で見ると…20世紀のある時点で、技術進歩のすべての形態が単純に良いもんやない、単純にええことばっかりやないっていう考えが根付いてしまったんやないかな。
二つの世界大戦と核兵器の開発があって…それが徐々に人々をより慎重な社会に押しやったんや。一夜にして起こったわけやないけど…核爆弾の後の四半世紀くらいで…ウッドストックの頃には起こってたんやないかな。
司会: ウッドストックの頃には起こってた?
ピーター: そうや。だってそれは月に着陸した同じ夏やったやろ?
司会: ウッドストックはその3週間後やったな。
ピーター: それが転換点やったんや。進歩は止まって、セックスが引き継いだんや。
司会: 国内経済の話に移ってもええか?国内経済で何が起こっとると思う?
ちょっと背景を言うと、雇用統計の下方修正が14ヶ月連続で続いとるんや。修正はランダムなはずなのに、なぜか全部下方修正になっとる。
たぶん何も意味せえへんのやろうけど…イールドカーブでも何か起こっとるし。でも、そこまでにしとくわ。経済で何が起こっとると思う?
ピーター: そうやな…いつも正確に知るのは難しいんやけどな。
たぶん不況に近づいとると思うわ。しばらくそう思っとるんやけど…めっちゃでかい政府支出で止められとるんやと思うわ。
2023年5月の時点で、2024年度(2023年10月から2024年9月)の赤字予測は1.5兆ドルか1.6兆ドルくらいやったんや。でも実際の赤字は4000億ドルくらい多くなりそうなんや。
これはもうめっちゃクレイジーな赤字が予測されとって、それでもめっちゃ外れたってことやな。で、なんか…
もし、この4000億ドルを…この狂った赤字に加えてへんかったら…景気循環のピーク時にこんな赤字を出すのはおかしいんやで。不況時に赤字を増やすもんやろ?景気のピーク時にやないで。
物事はたぶんめっちゃ不安定になっとると思うわ。そうやな…なんか…
借金が多すぎて、持続可能な成長が足りへんのや。
また、いつも思うんやけど、テクノロジーのイノベーションに戻るんやないかな。テクノロジーなしで経済を成長させる他の方法もあるんやろうけど…でも、そういうのは提供されてへんように思えるわ。そこでめっちゃ深く行き詰まっとるんや。
過去50年を振り返ってみると、いつも疑問なのは、なんでこの技術停滞が起こっとることに人々がもっと早く気づかへんかったんやろうってことや。
経済的に、科学や技術とは関係のない一回限りのことを二つできたんやと思うわ。
80年代にはレーガンとサッチャーの動きがあって、税金をめっちゃ下げて、規制緩和して、たくさんの会社が合併したり統合したりするのを許したんや。これは一回限りの方法で経済をめっちゃでかくしたんやけど、本当の意味で複利効果を持つようなもんやなかったんや。だからええ10年間をもたらしただけやったんや。
これが右翼資本主義の動きやったんや。
で、90年代にはクリントンとブレアの中道左派の動きがあって、グローバリゼーションに傾倒したんや。これもでかいグローバルな裁定取引ができたんやけど…まあ、たくさんのネガティブな外部性も一緒についてきたんやけどな。
これも一回限りの動きやったんや。
両方とも、もう提供されへんと思うわ。グローバリゼーションを元に戻すべきやとは思わへんし、税金をめっちゃ上げるべきやとも思わへん。
でも、もっとグローバリゼーションを進めたり、もっと減税したりはできへんわ。それじゃ勝てへんのや。
だから、なんかして未来に戻らなあかんのやと思うわ。
司会: あと2、3個質問できると思うわ。
あんた、アイビーリーグの大学が最高で最も優秀な人材を生み出してへんのやないか、あるいは使命を果たしてへんのやないかって気づいたんやないか?
で、ティール・フェローを作って、しばらくやっとるよな。俺はそのフェロー全員に会うんや。だって、みんなクレイジーなアイデア持っとって、エンジェル投資してくれって持ちかけてくるからな。
学校を辞めさせて10万ドルあげて…それで何を学んだ?親からどれくらい電話かかってくるんや?子供が学校辞めるって言うて、めっちゃ怒っとるんやけど、みたいな。
ピーター: うーん、わからんな。めっちゃたくさん学んだで。
つまり…わからんけど…俺がこれを始めた時に思ってたよりも、大学ははるかに悪いと思うわ。
そうやな…先週、イェール大学でディベートしたんやけど…「高等教育はバブルや」って決議やってん。
で、色んな数字を見ていくわけや。で、人々が「じゃあ、あんたの代替案は何なんや?代わりに人々は何をすべきなんや?」って言い始めるんやけど、俺は「いや、それはディベートのテーマやないで。俺はあんたらのガイダンスカウンセラーやないし、キャリアカウンセラーでもないわ。あんたらの問題をどう解決したらええかなんてわからへん」って言うたんや。
でも、何かがバブルやったら…たぶん最初にすべきことは、それにあまりにも狂ったようにのめり込まんことやと思うわ。
2000年の学生ローンは3000億ドルやったんが、今はほぼ2兆ドルに近づいとるんや。ただの暴走プロセスやったんや。
そして、コホートで見てみると、1997年に大学を卒業した人は、12年後にはまだ学生ローンを抱えとったけど、ほとんどの人はある程度返済してたんや。
でも、2009年…俺らが2010年にティール・フェローシップを始めた時には…2009年が最初のコホートで、これが本当に止まったんや。
2009年に大学を卒業した人を12年後の2021年まで追跡すると、中央値の人は卒業時よりも多くの学生ローンを抱えとるんや。だって、実際にただ複利で増えとるだけやからな。部分的にはグローバル金融危機のせいで、人々はあまりええ給料の仕事につけんかったし、大学に長く留まったんや。
大学はただ…これがバックグラウンドにあって、めっちゃ重大な方法で劣化してきたんや。
そうやな、ある意味で…我々の社会の多くの議論は、たぶんベビーブーマーの物語に支配されとると思うわ。たぶんベビーブーマーが大学が本当に機能した最後の世代やったんやないかな。
彼らは「俺は働きながら大学に行ったんや。なんで今の18歳の大学生にそれができへんのや」って思うんやろうな。
だから、俺はベビーブーマーが退場するまでこのバブルは終わらへんと思うわ。でもそれまでに何か解決策を見つけられたらええんやけどな。
政府が…政府がローンの引き受けをやめる必要があるんやないか?だって、貸し出しの問題やからな。
学生ローンプログラムの資本の90%以上は連邦政府が提供しとるんや。認定大学やったらローンを借りて行けるようになっとるんや。
厳格な自由市場システムやったら、引受人がおって「あんた卒業して十分な金稼いでローン返せるんか?これはええ学校か?ええ仕事につけるんか?」って判断するはずやろ。
そしたら市場がローンを与えるべきかどうか、金利はどうあるべきかを決めるはずやろ。
でも今の場合、政府がただ資本を提供して、これ全部を支えとるんや。結果として全部が高くなって、学校の資格を与えるシステムの硬直性と、時間とともに稼ぐ可能性に対する学校の質の関係がなくなってしもたんや。
政府は学生ローン事業から手を引く必要があるんやないか?
ピーター: そうやな、でも見てみ。俺がある意味右翼的で、ある意味左翼的なところは…左翼的なところは、たくさんの学生が騙されたと思うとるんや。
だから、この時点で何らかの広範な債務免除があるべきやと思うわ。
誰が支払うべきかって?ただ納税者だけやなくて、大学と…債券保有者も少し負担すべきやと思うわ。
でも明らかに、ただ納税者に負担させたら…大学はただもっともっと高い授業料を取るだけで、改革する動機が全くなくなってまうわ。
2005年…ブッシュ43の時代に、アメリカの破産法が書き換えられたんやけど、学生ローンは破産しても免除されへんようになったんや。65歳になっても返済し終わってへんかったら、社会保障の給付から差し引かれるんや。狂ってるで。
だから…そうやな、俺は思うんやけど…でも、貸し出しをやめるべきか?連邦政府は学生ローン事業から手を引くべきか?
もし…もし俺の立場から始めるなら…学生ローンの多くは免除されるべきやって…そしたらそれから改革して…そしたら何人の人が貸し出す気になるか、大学がどれだけの学生ローンを払えるか見てみようや。
司会: 完全な自由市場システムやったら、どれくらいの大学が閉鎖されると思う?授業料のサポートがなくなるから。
ピーター: たぶんめっちゃ小さくなるやろうな。閉鎖する必要はないかもしれんけど…多くの大学がめっちゃ肥大化してるからな。ボーモルのコスト病みたいなもんや。
UCLAみたいな所は…わからんけど、30年か40年前に比べて、官僚の数が2倍か3倍になっとるんやないか?だから、こういう寄生的な人がだんだん増えてきたんやな。
だからたぶん、これを合理的に縮小する方法はたくさんあると思うわ。
でも、そうやな…たぶん新しい場所に移動せなあかんのかもしれん。体重を落とす唯一の方法が親指を切り落とすことやったら、それはダイエットの難しい方法やな。
司会: ピーター、あんたの長年の協力者3人…イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグ、サム・アルトマンは、間違いなく3人の主要なAI言語モデルのリーダーやな。どれが勝つと思う?順位付けして、それぞれについて少し教えてくれへん?
ピーター: ピーターはどんな質問にも答えるって言うたんや…
司会: 答えるって言うたんやなくて、質問を受けるって言うたんや。でも今日は、めっちゃ正直で率直に答えるって言うてたやろ。
ピーター: そうやな…でももう十分正直で率直やったと思うで。
最後に話した人が一番説得力あるってことにしとこか。みんなめっちゃ説得力のある人やからな。
ちょっと前にイーロンと話したんやけど…サム・アルトマンがOpenAIを非営利から営利に変えたのがどれだけリディキュラスかって話やってん。これほどのスキャムはないって。みんながこれをやったら、みんながやるやろ。サムがやっとることは完全に違法で、許されるべきやないって。
そん時はめっちゃ説得力あると思ったんや。でも30分後くらいに思ったんは…実際、OpenAIはこのめちゃくちゃな非営利の理事会のせいで、ひどい経営不振やったんや。だから実際、これを真似する人はおらんやろうし、そんなにモラルハザードにはならへんのやないかって。
でも、そうやな。誰と話すかによって、その瞬間はめっちゃ説得力があるんや。
司会: そのスペースはコモディティ化すると思う?そこに独占への道筋は見えるんか?
ピーター: これもまた…あんたは注意を払う必要があるんや。誰がお金を稼いでるかに注目せなあかん。それはNVIDIAや。ハードウェア、チップの層やな。
これは…これは我々がテクノロジーで30年間やってこなかったことなんや。
司会: 彼らは利益の120%を稼いでるんか?
ピーター: 彼らは…俺が思うに、他の全ての人は集合的に損してるんや。他の全ての人はただコンピューターにお金を使っとるだけや。
一つの会社が…まあ、他にも少しお金を稼いでる人がおるかもしれんな。TSMCとASMLはたぶん稼いでると思うけど…でも、そうやな。他の全ての人は集合的に損してると思うわ。
司会: ザッカーバーグのアプローチについてどう思う?「俺は遅れとるし、これは俺のビジネスの核心やない。オープンソースにするわ」みたいな。これが勝つ戦略になると思う?その可能性を評価してくれへん?
ピーター: また…俺の…俺の大きな条件は…俺のモデルでは、AIは1999年のバブルにめっちゃ近い感じがするんや。だから、そんなに投資してへんのや。
もっと投資するには、もっと明確になる必要があると思うんやけど…でも単純な質問は「誰がお金を稼ぐんや?」ってことやな。
1年前か2年前を振り返ると、NVIDIAを買っとけばよかったんやろうな。でも今の時点では、彼らがあまりにも多くのお金を稼ぎすぎとるのがあまりにも明らかすぎて、みんながチップ側でコピーしようとするやろうな。それが簡単にできるかどうかはわからんけど。
でも…たぶん…AIのことを理解したいんやったら、メタやOpenAIについてこの質問をするんやなくて、本当はNVIDIAの問題、チップの問題に焦点を当てるべきやと思うわ。
我々がそれに焦点を当てられへんってことは、我々がどういう訓練を受けてきたかを物語っとるんやと思うわ。
NVIDIAは1993年に設立されたと思うんやけど…
司会: たぶんそれが、まともな人間が電気工学よりもコンピューターサイエンスを選んだ最後の年やったんやないかな。94年にNetscapeが爆発的に成長して、それから…
ピーター: たぶん93年でも半導体会社を始めるのは本当に悪いアイデアやったんやろうな。でも利点は、誰も追いかけてこなかったってことやな。93年以降、才能ある人は誰も半導体会社を始めへんかった。みんなソフトウェアに行ってしもたからな。
司会: 彼らの独占力はどうなん?
ピーター: めっちゃ強いと思うわ。だって、俺が今言うた歴史…我々の誰もチップについて何も知らへんってことが…
で、俺が思うにリスクは…いつもそうやけど、注目が全てやとしたら…スタートアップや会社として始まる時は注目が必要やな。それからもっと注目を集めるのが望ましい。でもある時点で、注目は世界で最悪のものになるんや。
今年の初め、NVIDIAが一日だけ世界最大の時価総額になったことがあったやろ。俺はそれが相転移を表してると思うんや。一旦そうなったら、たぶん彼らにとってええ以上の注目を集めてしまったんやと思うわ。
司会: ピーター、最後に…あんたの頭の働き方はユニークやな。あんたは信じられへんほどの戦略家や。我々が話す機会のある多くの人とは全然違う考え方をするんや。
これら全てを踏まえて、あんたは未来に対して楽観的なんか?
ピーター: うーん、俺はいつもその質問に反発するんやけどな。
極端な楽観主義も極端な悲観主義も、どっちもめっちゃ悪い態度やと思うわ。なんかどっちも同じようなもんやと思うんや。
極端な悲観主義やと何もできへんし、極端な楽観主義やと未来が勝手に何とかしてくれると思うからな。
どっちか選ばなあかんのやったら、たぶん中間くらいがええと思うわ。ちょっと楽観的かちょっと悲観的くらいやな。
でも…俺は人間の主体性を信じとるんや。それは我々次第やって。宝くじに当たるとか、占星術の図表が決めるもんやないんや。
俺は人間の主体性を信じとるんや。これは楽観主義や悲観主義とはまた違う軸やと思うわ。
司会: なんてすばらしい締めくくりや。極端な楽観主義も極端な悲観主義も、どっちも怠惰の言い訳にすぎへんのやな。
皆さん、ピーター・ティールに拍手をお願いします!
ピーター: ありがとう。
司会: ありがとう、ピーター。さあ、みんな…うわー!
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