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20代の頃に読みたかった正しい説教

これは、20代の男性が成功するための容赦ない忠告や。わいは26歳で最初の100万ドルを稼いで、31歳で1億ドルの純資産を超えたんや。これが、その過程で学んだことのロードマップや。
16歳から28歳の男性にとって、1週間に6日間、1日12時間の労働を当たり前にしたいんや。ソーシャルメディアや社会があなたに自己価値について何を言おうとも、あんたの価値はあんたの有用性に基づいているんや。若いときはなんの有用性もないけど、エネルギーはたくさんある。だから、そのエネルギーを経験値と交換して、有用になるんや。
アレックスによると、起業の第一のルールは「持っているものを使え」や。これが好きな理由は、多くの人が資本がない、コネがない、何々がないからって始めないからや。でも、第一のルールは持っているものを使うことや。つまり、リソースじゃなくて工夫が大事なんや。
エネルギーがあるなら、それを使って経験を積んで、スキルを磨くための証拠を作るんや。スキルが上達するのは、最初は下手くそでも何度も繰り返して、失敗を重ねながら少しずつ改善していくことでしか得られへんのや。それには何度も何度も繰り返すことが必要なんや。
ちょっと物議を醸すかもしれんけど、わいは優しくしようとは思ってへん。親切にしようとしてるんや。それは少し痛むかもしれんけどな。
実践的に考えよう。貯金が10万ドル未満で、10万ドル以上の貯金を目指してるなら、こんなことをおすすめするわ。そのためには、自分のプライドは捨てなあかんで。他人がどう思うかなんて気にせんでええ。10年後には、もっとええ友達ができてるはずやからな。
まず、外食をやめて、安いスーパーで買い物するんや。超貧乏な場合の話やけどな。ちなみに、もし儲け方を知ってて、ある程度のスキルがあるなら、チポトレとか出前とか頼んでもええで。わいが30分で500ドル稼げるようになったとき、「もう二度と自分で料理せんでええ」って気づいたんや。時給500ドル未満のことは、すぐにアウトソーシングしたわ。
でも、この忠告は本当に貧乏な人向けや。まだ全然スキルがなくて、とにかく始めるのに苦労してるなら、完全に守りに入らなあかん。そうせんと、賭けに出るだけの金がたまらへんからや。先に進むには賭けが必要なんや。教育に賭けたり、チャンスに賭けたり、在庫に賭けたり、ソフトウェアに賭けたりせなあかん。Shopifyのストアを始めたり、スクールコミュニティを始めたり、何かを始めるにしても、ちょっとは金がかかるんや。
カメラを買ったり、動画編集ソフトを買ったりせなあかんかもしれん。ちょっとは出費があるんや。だから、大きな貯金があれば、長期的に考えられるようになる。金があればあるほど、長期的に考えられるんや。明日のことを心配せんでもええからな。来月も、その次の月も、その次の月も大丈夫やって分かってるから、長期的に考えられるんや。
人は「長期的に考えろ」って言うけど、給料日や家賃、食費のことで頭がいっぱいやったら、長期的に考えられへんのや。生存モードに入ってしまうからな。だから、生存レベルをできるだけ低くして、成長モードに入れるようにせなあかん。
でも、これは相対的なもんや。月40万ドル稼いで、40万ドル使ってたら、同じように生存モードになってまう。でも、40万ドル稼いで4万ドルしか使わんかったら、毎月10ヶ月分の収入を貯金できる。2ヶ月で20ヶ月分貯まるんや。そうすりゃ余裕ができて、残りの36万ドルで攻めの投資ができるようになる。
ほんま貧乏な人向けに、すぐにお金を節約する方法を5、6個紹介するわ。
外食をやめて、安いスーパーだけで買い物する。
新しい服を買うのをやめて、古着屋だけで買う。
友達のイベントは無料のものだけに参加する。
ちょっと考えてみてや。友達が誘ってくるイベントってどんなもんやろ。結婚式、独身最後の派手なパーティー、誕生日、木曜日の飲み会とかな。無料のイベントにしか参加せんようにするんや。もし友達があんたの目標を応援してくれへんかったら、本当の友達やないで。
考えてみい。ある人間がおって、あんたの目標を達成させたくないって思ってるとしたら、その人を友達って呼ぶ?それとも敵って呼ぶ?よく考えてみ。友達だと思ってる人の中には、実は敵の人もおるかもしれんで。あんたはまだ気づいてへんだけどな。
残りの時間は、こんなことに使うんや。
a) 今の仕事より給料のええ仕事に応募する
b) 副業を始める
c) 今より時給の高いスキルを身につける
「トレード」って言うとき、今のスキルより時給が高くなるってことや。
新しい職場に入ったら、一番頑張ってる人を見つけて、その人の2倍働くんや。その人が100件ノックするなら、あんたは200件ノックするんや。100件電話するなら、あんたは200件電話するんや。
わいが若い隣人のジェイコブにこの忠告をしたとき、彼のチームでは1日100ドルが目標やった。でも彼は300から400ドル稼いだんや。そうすりゃ、他の人より早く上達できるんや。
これらのステップを全部やったら、次は何をすればええか。36ヶ月待つんや。これが「結果に対して忍耐強く、インプットに対して焦れ」ってことの意味や。
クレイジーなのは、たった1つの決断で人生を変えられることや。酔っ払って車を運転したら、一瞬で人生が変わってまうかもしれん。でも、その逆も同じくらい早くできるんや。ただ、結果が遅れて出てくるだけの違いや。
今この瞬間に、これらの決断をすることで、あんたの人生を変えられるんや。人生の道筋が変わって、新しい方向に進み始める。人生の木が動き始めるんや。ただ、新しい方向に進んだ成果が出るまでには時間がかかるだけや。果実を一瞬で毒することはできるけど、一瞬で木を育てることはできへん。でも、種を植えて水をやり続けてれば、地面から出てくるまでに時間がかかるだけで、確実に育ってるんや。
体を鍛えて金を稼ぐことで、男の多くの問題は解決できると思うわ。問題がなくなるわけやないけど、小さくなって、対処する資源も増えるんや。
まず、金を稼ぐ方法について話そう。基本的に、金を稼ぐには誰かに価値を提供せなあかん。雇用主か顧客かのどっちかや。つまり、あんたには金と交換できる有用性があるってことや。それを目標にすると、自分の有用性を高めることになる。
誰かがより有用になると、その有用性を中心に他のスキルも身につけていくんや。セールスが上手くなったら、女の子と話すときにも同じ会話スキルが使えるやろ。車や家の購入を交渉するときにも使えるし、そういうスキルは他の分野にも応用できるんや。
多くの人は「いつセールスマンになるんや」「いつアウトバウンドをするんや」って思うかもしれん。でも、それは重要やない。重要なのは、実生活のスキルが他の分野にも応用できるってことや。
これは小学校や中学校で代数や微積分を習って「実生活でこれ使うんか?」って思うのとは違うんや。まず、今が実生活や。そして、これらのスキルは実際に様々な分野で使われるんや。
わいの友達で1億万長者や10億長者になった奴らは、みんな最初はハイボリュームのセールス環境で働いてたんや。つまり、ドアノック営業や電話営業、あるいは毎日たくさんの見知らぬ人と会話するような対面ビジネスや。
しかも、1ヶ月や半年じゃなくて、3年から5年くらいそれをやってたんや。誰も名前を知らん、ただのノーネームな営業マンとして、ドアの前に立って人と話して、会員権を売ったり、保険を売ったり、太陽光発電を売ったりしてたんや。
スキルを身につけるには、量とフィードバックループが重要なんや。つまり、繰り返しの回数と、その繰り返しの間の改善量の掛け算や。とにかく量をこなすのは確実に役立つ。自分でフィードバックを与えられるならなおええ。
「毎日1年間コンテンツを投稿しました」って言う人を見かけるけど、これは1%の人間にしかできへん。ほとんどの人は何もせんからな。でも、その1%の人でも、一番大事なことをやってへんのや。
ただ動画を作って投稿するだけじゃあかん。毎日「動画作って、投稿して、動画作って、投稿して」の繰り返しやなくて、自分のやったことを振り返って、どうすればもっとよくなるか考えなあかんのや。
これがフィードバックの基本や。過去1ヶ月で作った動画のトップ10を見て、「どうすればこれをもっと増やせるか」「下位10%をどうすれば減らせるか」を考えるんや。そこでうまくいったことを1つ選んで、次の動画では全部に取り入れてみる。
そうやって、うまくいくことのチェックリストを作っていくんや。そうすりゃスキルが身につくんや。
わい自身の経験で言うと、初めてセールスの会話をしたとき、全然トレーニングを受けてへんかった。誰も「これがスクリプトや」「こうやって説明するんや」なんて教えてくれへんかった。ただ「新しい女性客や、契約取ってこい」って言われただけや。
わいはセールスって言葉すら知らんかった。ただ「契約取ってこい」って言われたから、「はい」って答えただけや。そんな感じで、女性客のところに行ったんや。
彼女が「ジムのことをもっと知りたいんやけど」って言うから、わいは「何が知りたいんですか?」って聞いた。彼女が「えっと、料金はいくらなん?」って聞くから、「あー、月150ドルです」って答えた。彼女が「そう」って言うから、わいは「契約しますか?」って聞いた。
彼女が「クレジットカードを家に忘れてきたわ」って言うから、わいは「わかりました」って答えた。彼女が「クレジットカードを持って戻ってくるわ」って言うから、わいは「了解です」って答えた。
こんな感じで、2分くらいで終わったんや。外に出たら、オーナーのサムが他のジムのオーナーたち3、4人と一緒におった。サムが「おっ、早かったな」って言うから、わいは「はい」って答えた。サムが「契約取れたんか?」って聞くから、わいは「はい」って答えた。
サムが「クレジットカードで?」って聞くから、わいは「いや、彼女がクレジットカードを取りに行って、戻ってくると言ってました」って答えた。そしたら、みんなが顔を見合わせて、わいを見て、わいの言った馬鹿げたことにゲラゲラ笑いだしたんや。息ができへんくらい笑ってたわ。
わいには経験がなかったんや。この話をするのは、多くの人が「お前は生まれたときからセールスが上手かったんやろ」って思ってるからや。「看護師さん、今晩暇?」みたいな感じやと思われてるんやろうけど、そんなんちゃうで。
わいはセールスって言葉すら知らんかったんや。時間が経つにつれて、「ああ、こうするんか」って分かってきた。他の人を見てて、「おっ、まず相手がなんでここに来たか聞いてるな」「目標について聞いてるな」「過去にうまくいかんかったことについて聞いてるな」って気づいたんや。
それで、「なるほど、そうするとうまくいくんか」って思った。そして、契約を取ろうとするとき、相手がイエスって言わんかったら、もっと質問するんやなって分かった。ただ「わかりました」って言うんやなくてな。
そうやって、セールスの基本的な流れが分かってきたんや。でも、まだ上手くはなかったで。そこからがロッキーの特訓シーンみたいな感じやった。
ここでありがたかったのは、2013年にFacebookの広告を始めたときに広告費がめっちゃ安かったことや。そのおかげで、たくさん練習できたんや。毎日15〜20件の対面相談をこなすだけやなく、リードにも電話かけてたからな。
ただ名前のリストをもらって、見知らぬ人に電話して、アポを取るんや。「もしもし、ジョンさん?」って言って、相手が「はい」って言うたら、「アレックスです」って言うんや。そしたら相手は「誰やねん」って感じになる。
そこで「Facebookからです。あなたが私たちの〇〇に登録されたので」って言うんや。「ただ、あなたがインターネットの変な人やないか確認したくて。私もそうやないですからね」って冗談を言う。「うちは〇〇と〇〇の角にあるんですよ。7-Elevenの隣です」って言うと、相手は「ああ、そこか」って言う。
「で、何時頃来られますか?うちの施設は世界一素晴らしいんですよ。まあ、そこまでやないけど、この辺じゃ悪くない方です。クールさでいえば5段階評価で5ですよ」って言うと、相手は笑ってくれる。「6時に行けます」って言われたら、「6時ですね。わかりました」って答える。
「私の写真を送りますか?それとも住所だけでいいですか?」って聞くと、「住所だけで大丈夫です」って言われるから、「了解です。テキストで送りますね。今日お会いできるのを楽しみにしてます」って締めくくる。
こんな感じで、言葉と言葉の間に小さな笑いを入れながら話すんや。ポジティブで元気な感じを出すんや。そうすると、相手は「この人、なんかいい感じやな」って思ってくれる。
そうすれば、相手も来てくれる可能性が高くなるし、もし来たときに何か反対意見を言われても、うまく対応できるんや。もし「はい、インターネットで登録されたんですけど、来ませんか?」って感じの中立的な言い方や、「こんにちは」って感じの低いエネルギーで言ったら、相手が「えっと、もうちょっと詳しく教えてもらえます?」って言ったときに、うまく対応できへんのや。
だから、わいはいつもラポールを築いて、エネルギーを高く保つようにしてた。わいのコンテンツを見たことがある人なら分かると思うけど、わいは自然と高エネルギーな人間やないんや。でも、仕事は続けるし、それが高エネルギーな人とは違うところやな。
だから、自分を元気にするためにいろんなことを考えたんや。例えば、小さなトランポリンを買って、セールスの電話の前や間に跳んでたんや。バカみたいに聞こえるかもしれんけど、100ドルくらいで買えるトランポリンで跳んでみ。電話の間や人と会う間に跳んでみ。
実際、人が来る直前まで跳んでて、「こんなん馬鹿げてるって分かってますけど」って言いながら跳んでたこともあるんや。「トランポリンの上で悪い気分になれるかどうか挑戦してみてください。絶対無理ですよ」って言ってた。子供みたいになって、馬鹿げてるって感じるんやけど、それがええんや。
そうすると、ちょっと運動にもなるし、血流もよくなる。でも、精神的にもええんや。文字通り跳ねることで、アポイントメントのためのエネルギーがたくさん湧いてきたんや。
こんな話をするのは、これらのことを時間をかけて身につけていったからや。最初は下手くそやった。新人やから経験がないのは当たり前や。でも、下手くそなのと経験がないのは全然違うんや。
こんな話があるんや。外国から来た子供がバナナを見たことなかった。大人がその子にバナナをあげたんやけど、その子は皮ごとかじってしもうた。別の子供が「お前、アホやな」って言うたんや。そしたら大人がその子を叱って、「違う、ただ知らなかっただけや」って言ったんや。
バカなのと経験がないのは全然違うんや。今のあんたには経験がないだけや。だから、たくさんミスをするんや。バナナの皮ごとかじるようなミスをな。セールスで言えば、相手が「クレジットカード持って戻ってくる」って言うたら、それを信じて帰してまうようなミスやな。ちなみに、そんなん絶対に起こらへんで。めったにな。
でも、そのバナナの皮をむいて、中身を食べるようになるんや。オレンジもな。そういうミスをできるだけ早くたくさんして、自分を責めんと、そのミスを成長の過程やと思えばええんや。
「これはうまくいかんかった」「あれもうまくいかんかった」って積み重ねていけば、地雷原を歩いて目的地にたどり着けるんや。そしたら、人は「すごいな、上手いな」って言うけど、実際は「セールスで言っちゃいけないことを全部知ってるだけや。それを避けたら、相手が買ってくれるんや」っていう感じなんや。
はっきり言うとな、若い男性全般に、もっと頑張れって同じようなアドバイスをするんやけど、理由が全然違うんや。「胸を叩いてアルファになれ」みたいな話やないで。
わいにとって人生の目的は、自分の最高のバージョンになることなんや。そのためには学ばなあかん。今の自分と理想の自分の間には大きな隔たりがあるからな。その隔たりを埋めるのはスキルなんや。
スキルを身につけるには、繰り返し練習して、失敗から学んで、上達せなあかん。短期間でそれをたくさんできれば、もっと多くのスキルを身につけられる。つまり、理想の自分との距離を縮められるんや。
これがわいがこのことについて考える唯一のプロセスや。そして、アウトプットには忍耐強く、インプットには焦れって考え方も大事やと思うんや。
これを詳しく説明するわ。一般的に忍耐強いっていうのは、待ってる間に何かすることを見つけることや。だから、アウトプットに忍耐強くって言うときは、アウトプットが出るまでの間に何かすることを見つけるってことや。
お金は勝手に現れへんからな。何かをして、それからお金が生まれるんや。何かをするってのはコントロールできるけど、お金が生まれるのはコントロールできへん。それは結果やからな。
だから、アウトプットに忍耐強くっていうのが最初の部分や。次はインプットに焦れっていう部分や。忍耐強いのが待ってる間に何かすることを見つけることなら、焦れるのはその間に何かをすることや。つまり、その反対やな。待ってる間にすることそのものなんや。
だから、インプットに焦れるっていうのは、行動すること、手を動かすことに焦れるってことや。
こう考えると、「なんでまだこれが起きへんのや」って思ったら、それはアウトプットのことを考えてるってことや。そしたら「よし、このインプットをもっとせなあかん」って考えるんや。
行動、つまり手を使ってすることを、アウトプットに対する焦りの対処法として使うんや。もう一度言うで。何かが早く起こってほしいって焦る気持ちがあったら、行動することでそれに対処するんや。
わいはよくこう書いて、言ってたんや。「行動は不安を和らげる」ってな。将来への不安、「なんでまだ成功してへんのや」「なんで他の人の方がうまくいってるんや」「これ、うまくいかへんのやないか」「間違った道に進んでるんやないか」みたいな不安があったときに、行動することでそれを和らげるんや。
わいにできる唯一のことは、働くことや。もっと良くなることや。ここで大事なのは、ただ働くためじゃなくて、上達するつもりで働くことや。
同じことを何回もやることで上達するんや。普通にやってるだけでも、偶然上手くなることはあるけど、意識的に上達しようとすればもっと効果的や。
わいがジムで働き始めたとき、ホワイトカラーの仕事から変わったんやけど、それはトレーナーになりたかったわけやないんや。スキルを学びたかったんや。そのスキルを身につければ、将来ジムを持ったときに、トレーニングの部分も分かってるから良いと思ったんや。
ジムのオーナーになったとき、わいの目標は大きなジムチェーンを持つことやった。最初からそれが目標やったんや。1つのジムだけ持つっていう目標は一度もなかった。
だから、そのジムを始めたときも、まだ知らないことがたくさんあると思って、ずっと働いてたんや。「ジムを持ててやったー」って感じやなくて、「目標にはまだまだ遠いな。この隔たりをできるだけ早く埋めなあかん」って感じやった。
だからこそ、たくさんの時間をかけて、自分より先を行ってる人からできるだけ多くのフィードバックをもらおうとしたんや。
はっきり言うとな、ジムを始める前に、ジムのオーナーのためのマスターマインドに金を払って参加したんや。なんでかって言うと、「あんたらが失敗したことを全部学んでから始めた方がええやろ」って思ったからや。わいにとっては、それは公平すぎるくらいのディールに思えたんや。
「そこには出店せんほうがええ」「店構えは良くせなあかん」「駐車場は必ず確保せなあかん」「大きすぎるのはあかん」「賃料は1平方フィートあたりこれ以下に抑えなあかん」みたいなアドバイスをもらったんや。これ全部、わいが大きなミスをせずに済んだことやな。
ジムを始めてからも、毎週末は電話をしたり、他のジムのオーナーのところに車で行ったりしてた。わいがめっちゃ若かったから、みんな同情してくれて、わいの質問に答えてくれたんや。
「なんでそうするんですか?」「あれはなんでなんですか?」って聞きまくってた。みんな「お前、めんどくさいな」って思ってたやろうけど、わいは学びたかったんや。でも、わいも常に自分がうまくいってることを共有しようとしてた。「これ、わいのところでうまくいってるんですよ」って感じでな。
あるオーナーが何かをやってて、別のオーナーと違うことをしてるのを見つけたら、「おっ、こっちの方がええな」って思うんや。全部を鵜呑みにするわけやないけど、そこからたくさんのアイデアをもらえたんや。それを使ってみて、うまくいかんかったら捨てて、うまくいったら続けるんや。
そうやって、他の人より若かったのに、ジムのモデルを素早く改善できたんや。みんなの経験を活用して、自分のものにできたからな。
早く動く人ほど、早く学ぶんや。学ぶっていうのは、同じ条件で行動を変えることや。つまり、同じような人が入ってきたときに、6つのポイントがあるスクリプトを使うとするやろ。その直後に同じような人が入ってきたときに、何か学んだことがあれば、そのスクリプトは変わるはずや。同じ条件で新しい行動をするってことやな。
毎日同じことばっかりしてたら、学んでへん可能性があるんや。これ大事なポイントやで。一生懸命働くのはええけど、賢く働くのも大事や。つまり、やってることを少しずつ改善していくってことや。
プロセスを記録せんと、改善できへんのや。コンテンツを作るってわけやないけど、自分のやったことを振り返ることが大事や。電話の内容を聞き返したり、作ったコンテンツを見直したりな。
わいは今でもこれをやってるで。人から「どんなマスターマインドに参加してるの?」「どんなコースで学んでるの?」って聞かれるけど、わいにとって一番効果的な学習プロセスを見つけたんや。
ほとんどの場合、アドバイスよりもデータを見ることで一番成長できたんや。例えば、過去2000個の広告を見て、上位50個を分析する。それらに共通点があるかを見て、下位50個とどう違うかを見るんや。「これらの特徴がある広告はうまくいってる。これらの特徴がない広告はうまくいってへん。じゃあ、これを増やして、あれを減らそう」って感じやな。
そして、また100個の広告を作って、上位10個を見る。「これらの広告には何があって、他にはないんや」って考える。これをセールスの電話でも、コンテンツでも、ミーティングでも、ビジネス全般でもやるんや。
たくさんの量をこなして、良い結果が出たものを見る。そこに至った活動を見て、もっとそれをやる。下位のパーセンテージのものを見て、そうならんようにする活動を減らす。
若い人、特にこの動画を見てる20代以下の人に言いたいんやけど、多分こんなことができると思うわ。年上の人は、意外と自分のステータスを感じたがるんや。だから、「メンターになってください」って言うと、喜んでくれるんや。
若い男の子って、プライドが高いことが多いやろ。自分を証明しようとしたり、男らしくなろうとしたりするからな。でも、謙虚になることで得られるものもあるんや。
アメリカ全体で「誰が誰に対して謙虚になったか」みたいなでっかいスコアボードがあるわけやないんや。ただ1対1の関係の中での話やからな。
「何も知らんのです。教えてください」って言うたら、多くの人は「ほう、謙虚やな。よっしゃ、教えたろ」って感じになるんや。何千ドルもの価値がある、何年分もの人生経験から得たアドバイスを、タダでくれることもあるんや。ただ「あなたの方が上手です」って言うだけでな。
結局のところ、そんなんどうでもええんや。ビジネスで大事なのはスコアボードだけや。スコアボードの前にあるのは、あんたの学びや。
わいはプライドも、お金も、時間も、人間関係も、持ってるリソース全部を使って、できるだけ早く多くのことを学ぼうとしたんや。なんでかって言うと、根本的に、自分自身が投資対象やと信じてるからや。
これは多分、父親からもらった最大の贈り物やと思うわ。自分が資産やって考え方やな。面白いのは、あんたは「永久保有」の資産なんや。死ぬまで自分自身を売ることはできへん。だから、これが唯一持ってる資産なんや。
スキルは複利で増えていくんや。セールスと財務の両方にめっちゃ詳しくなったら、10億ドルを調達できるかもしれへん。財務の世界のことも、セールスの世界のことも分かってるからな。
コーディングとマーケティングの両方ができたら、ソフトウェアを作って、それを何百万人にも売れるかもしれへん。プロダクトと顧客獲得のスキルの両方があるからな。
スキルは相乗効果で積み重なっていくんや。1つだけ知ってても、2つ知ってる人の10分の1も稼げへんかもしれへん。もちろん、これは大まかな話で、それぞれのスキルの中にもたくさんの細かいスキルがあるんやけどな。
でも、こう考えると、あんた自身が武器になれるんや。
さっき言うたように、体を鍛えて金を稼ぐことで男の多くの問題は解決できるって話やけど、今度は体を鍛える方の話をしよう。
人生で多くの問題を避けるには、1つのことをするだけでええ。それは、寝る時間を決めることや。起きる時間のアラームを設定するんやなくて、寝る時間のアラームを設定するんや。9時に寝たら、遅く起きるのは難しいやろ?
この1つの簡単な習慣で、特に若い男性の人生をダメにする多くのことを防げるんや。
チャーリー・マンガーがよく言うてたんやけど、「死ぬ場所を見つけて、そこに行かんようにするだけでええ」ってな。つまり、賢くなろうとするより、バカなことを避けることの方が大事やってことや。
バカなことは簡単に見つけられるけど、賢いことを見つけるのは難しい。でも、バカなことを全部避けたら、自然と賢くなるんや。
わいが考える知性の定義は「学習のスピード」や。つまり、どれだけ早く物事を理解できるかってことや。バカに見えることを全部避けたら、自然と知的に見えるようになるんや。
体を鍛えることについて考えてみよう。2つのグループの男がおるとする。1つは太ってて体型が悪いグループ、もう1つは体が引き締まってるグループや。どっちのグループの方が、いろんなタスクでパフォーマンスが高いと思う?
10個の全然違うタスクを選んでも、体が引き締まってるグループの方が、いつもパフォーマンスが高いんや。エネルギーもあるし、集中力もある。人間関係が絡むタスクなら、成約率も高くなる。
見た目が良ければ、より多く成約が取れる。見た目が良ければ、給料も高くなる。見た目が良ければ、昇進もしやすくなる。見た目が良ければ、コンテンツでも成功しやすくなる。反論してみい。
人があんたをどう見るかに影響する1つのことがあって、それを変えるには口に入れるものをコントロールするだけでええんやったら、若いうちにその基本的な自制心を身につける価値はあるやろ。
もし体型が悪かったら、誰のせいやと思う?今のうちに体を鍛えとくんや。体を鍛えるのにはお金やなくて時間がかかる。今はお金はないけど時間はあるやろ。時間は年をとるほど高くつくんや。今、責任が一番少ないうちに時間を使うんや。
どんな人生を選んでも、体を鍛えておくことは役に立つで。誰も気づいてへんけど、お酒を飲むと2日損するんや。飲む日と、二日酔いの日やな。時には、酔っ払ってやらかしたことを何週間も引きずることもある。みんなが見てるからな。
モハメド・アリの言葉を思い出すわ。チームに探してもらったんやけど、めっちゃええこと言うてるで。アリは史上最高のボクサーで、かっこええ奴やったからな。
「トレーニングの中心は何ですか?ランニングですか?スパーリングですか?」
「本当のことを知りたいか?ナイトクラブや、パーティー、女の子を避けることや。9時には1人でベッドに入ることや。それができたら成功する。これが本当のことや。」
「ランニングやサンドバッグ打ち、ジョギング、ビタミンの話をするけど、本当に大事なのは女性を避けることや。特に俺みたいにイケメンだとな。」
わい自身の経験で言うと、集中して仕事をしてた時期は、長い間何も楽しみを我慢してたな。一番長かったのは2年間や。ジムランチを月0ドルから450万ドルまで成長させた20ヶ月の間は、全く酒を飲まんかったんや。
その後、落ち着いてきて「よし、また飲んでもええかな」って思った。今はacquisition.comがめっちゃ成長してるから、リアと2人で「しばらく酒はやめよう」って決めたんや。
20代のときにそうしたけど、30代の今もそうしてる。多分、またゆっくりできるようになるまで、これを続けると思うわ。そしたらまた飲むかもしれんけどな。
でも、もしあんたが野心的やったら、逆のことを考えてみい。「もっと酒を飲むことで、目標に近づく可能性が高くなるか?」って。そう考えたら、説得力のある議論は難しいと思うで。
今はすべてが複利で増えていく時期や。今やることは、キャリアや人生全体に大きな影響を与えるんや。だから、できるだけ多くの利点を積み重ねたいんや。
「定時に寝る。酒を飲まない。体を鍛える。できるだけ多くの練習をする。自分より経験豊富な人には、自分の方が頭がええと思っても、謙虚になる」ってな具合やな。
頭がええことと知識があることは違うんや。これが若い男の子にとって難しいところやと思うわ。25歳くらいから30歳くらいまでは、脳の処理能力はピークやけど、わいは今の方がずっと賢いと思う。だって、もっと多くのことを学んでるからや。
純粋な処理能力では、あんたの方が誰かより賢いかもしれん。でも、その人の方が知識を持ってるかもしれんのや。その人の人生を生きることはできへんし、特にその人があんたより先を行ってるなら、あんたの知らない知識を持ってるってことや。
だから、自分の方が賢いと思っても、その人に耳を傾けて、謙虚になることで、もっと多くのことを学べるんや。逆に考えてみ。「誰からも何も学ばへん」ってのは、どう役に立つ?自尊心は満たされるかもしれんけど、いつかはその自尊心と現実のギャップに直面せなあかんのや。現実ってのは、あんたが金もなくて、誰も気にしてへんってことやで。
わいは、世界に謙虚にさせられるより、自分から謙虚になる方がええと思うわ。
聖書の言葉で好きなのがあるんや。マタイによる福音書23章12節や。「自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされる」ってな。
最近、うちのチームの1人に、ちょっとプライドが高くなりすぎてるなって思って、これを伝えたんや。「な、このまま行ったら、世界にプライドをへし折られるで。でも、自分を謙虚にしたら、みんながあんたを持ち上げてくれるんや。自分の仕事に専念して、他の人にあんたのことを話させるんや」って。
ほとんどの男は尊敬されたいと思ってる。でも尊敬されてへんから、自分を持ち上げようとするんや。短期的には気分がええかもしれんけど、長期的に見たらバカに見えるだけや。
考えてみい。なんでか知らんけど、人間ってこういう風に出来てるんや。自分のことをええ風に言うと自分は気分ええけど、周りは気分悪くなるんや。でも、周りが自分のことをええ風に言うてくれると、言うた人は気分悪くならんし、自分は気分ええんや。
自分のことをいつも持ち上げてる人のこと考えてみ。「こいつ、めっちゃ自信なさそう」って思うやろ。そう見えてるんや。自分ではそう感じてへんかもしれんけど、そう見えてるんや。
歳をとると、自分がどう見えてるかと、自分がどう感じてるかの違いが分かるようになるんや。「これは気分ええけど、やってたらバカに見えるな」みたいな。自分の気持ちは、長期的な目標にとってどうなのかってことを教えてくれへんこともあるんや。
友達があんたのことをすごいって言うてくれたり、かっこええって言うてくれたりすることについて話してたけど、そんなに他人の意見って大事なんかな?これ、あんたが予想してへん方向に話が進むかもしれんけど。
謙虚やっていうのは、他の人があんたのことをそう表現することや。でも、それは他人の意見をめっちゃ気にしてることが前提になってるんや。これは諸刃の剣やな。若ければ若いほど、実はどの年齢でも、それはあんたを傷つけるんや。
株式市場みたいなもんや。1人か2人の意見、1日か2日の株価は、ただの感情の話や。でも、10年間で株がどれだけ大きくなるかは、その会社がどれだけ本質的に良いかってことやろ。
数人があんたのことをクソ野郎って言うても大したことないけど、みんながそう言うなら、たぶん問題があるってことやな。そこの微妙なバランスを理解せなあかんのや。
でも、あんたの友達グループは、あんたの行動に不釣り合いに大きな影響を与えるんや。あんたが比較する5人が、あんたの将来をほぼ決めてしまうんや。必ずしも一緒に過ごす時間が一番長い人やなくて、自分と比較する人やな。
これは金の面で研究されてる。簡単に数字で表せるからな。でも、人生で何かを成し遂げたい人は、みんな同じ章を通過してるんや。それは孤独な章や。古い友達にはもう馴染まんけど、新しい友達グループに入れるほどの成果もまだ出してへん章やな。
あんたは正しいことをしてる。チュートリアル動画を見たり、こういう動画を見たり、手に入るものは何でも読んだりしてる。ポッドキャストを始めようとしたり、コンテンツを作ろうとしたりしてる。
でも、まだ成功の兆しが見えへんから、「これ、本当に価値あるんかな」って思ってるんやろ。でも、成功の兆しは、途中で受ける嫌がらせなんや。それが先行指標なんや。
その嫌がらせに屈して、元の居心地のええ場所に戻ろうとしたらあかんのや。マトリックスの最初のシーンを思い出してみ。ネオが赤い薬を飲もうとしてる場面や。車から出ようとしたとき、トリニティがこう言うんや。
「あんた、その道を知ってるやろ。その道の行き着く先も分かってる。でも、それはあんたの望む場所やないはずや。」
そしたらネオは車のドアを閉めて、赤い薬を飲みに行くんや。
今、あんたが経験してるのは、トリニティがドアを開けてる瞬間なんや。「元の生活に戻れるで。パーティーに行って、ナイトクラブに行って、これは趣味だけやって言える。本気でやってるわけやないって、ほんの気まぐれでやってるだけやって言える。」
でも、そう言いながら、自分で自分のことを偽物やと感じるんや。本当の意図を隠してるって分かってるからな。
そんなこと言おうとしてるとき、なんでその道から離れたのか思い出すんや。その道の行き着く先を思い出すんや。それはあんたの望む場所やないってことを。
あんたの目標は、これらの人間関係よりも長く続くんや。目標の方が、これらの人間関係よりもあんたの役に立つんや。これは誰も教えてくれへんことやけど、わいから言うとくで。
わいは中学校と高校の頃の友達とは、1人としか話さへん。大学の頃の友達とも、1人か2人くらいとしか話さへん。それも、6ヶ月に1回くらいや。
今、これらの人間関係がめっちゃ大事に感じるかもしれんけど、ほとんどは消えてなくなるんや。これらの友情のほとんどは、便利だから続いてるだけなんや。同じ寮に住んでた、同じ近所に住んでた、同じ英語のクラスやったから友達になっただけや。
でも、あんたの状況が変わったら、あんたも変わる。場所が変わったら、多くの友達は消えてなくなるんや。新しいスキルを身につけて、新しい環境に行って、新しい人に会うからな。そしたら、今の友達と比べて「あ、こっちの方がええ友達や。こっちの方が自分の目標に合ってる。一緒に成長しようとしてる」って思うんや。
土曜日に1日中仕事したいって言うたら、「ええで、一緒にやろう」って言うてくれる友達と出会うんや。「お前何言うてんねん、みんなでボートに乗りに行くんやで」みたいなんやなくてな。
これを受け入れるのが、成功の代償なんや。みんなと同じ人生を送りたいんやったら、みんなと同じことをすればええ。問題は、みんなと同じことをしながら、誰も持ってへんものを手に入れたいって思うことや。
並外れた存在になりたいなら、例外にならなあかんのや。普通やないってことや。他の人とは違うってことや。アウトグループにいることは理にかなってるんや。人間として、インググループにいたいって思うのは分かる。DNAの一部やからな。
恥ずかしいって気持ちは本物や。グループの外にいるのは嫌やろ。自然界では、グループの外にいたら生き残れへんし、子孫を残せへんからな。だからDNAに強く刻み込まれてるんや。
でも実際は、グループの中にいるか外にいるかの二択やない。あんたは移行期にいるんや。グループとグループの間にいるんや。
そのさびしい時期こそ、不釣り合いなくらいたくさん仕事ができるんや。気が散るものが何もないからな。ポッドキャストを聴いて、ツイートを読んで、動画を見て、コンテンツを吸収する。だって、心の奥底では「自分にはもっとできる」って分かってるからや。
自分がなれる人のイメージが見えてきて、そこに行くまでの道のりがどれだけ長いか分かってくる。でも、目標がどれだけ遠く見えても、行き止まりの道を振り返ったら、そっちには戻りたくないって分かるはずや。
だから前に進み続けるんや。約束の地を見たら、もう後戻りできへんのや。自分がなれる姿を見たら、もう戻れへん。
本当の友達が誰かを知りたいなら、こう考えてみ。「この人が自分の人生にいたら、目標を達成する可能性は高くなるか、低くなるか?」
単純に考えてみ。その人が自分の人生にいたら、目標に近づきやすくなるか?そうやなかったら、その人を取り除くんや。
今のままを受け入れてくれる友達より、成長を強いてくれる友達の方がええんや。あんたの将来にとって一番のリスクは、将来の競争相手やライバルやない。あんたがやるべきことをやらずに、気を散らすものを捨てきれへんことなんや。
こう考えてみ。あんたが絶対に負けたくない相手を想像してみ。集中力があって、粘り強くて、いつも学んでて、いつも成長してて、手を抜かへん。自分を強くすること以外は全部断る。そんな奴や。
その人がどんな感じか分かるやろ。どう行動するか、誰と付き合うか。ようし、それが未来のあんたや。今のあんたを殺して、新しいあんたが成長する場所を作らなあかんのや。
常に自分のスキルや活動を評価して、「これは自分を強くするか?」「これをすることで、目標に近づく可能性が高くなるか、低くなるか?」って考えなあかんのや。
わいはこの考え方をずっと使ってきたんや。「この人が自分の人生にいることで、目標に近づく可能性が高くなるか、低くなるか?」「この活動や行動をすることで、目標に近づく可能性が高くなるか、低くなるか?」って。
なんでかって言うと、わいにとっては、友達より目標の方が大事やからや。目標の方が、友達よりも長く一緒にいてくれるからな。
あんたと目標との関係を、友達との関係と同じくらい、あるいはそれ以上に大切にすると考えてみ。そしたら、どっちかの関係を失うことになる。問題は、長期的に見てどっちの方があんたの役に立つかってことや。
これは自分で決めることやけど、わいの場合は、目標を達成することの方が、誰か1人の人間よりもずっと役に立ってきたんや。目標を達成することは一般的なことやから、新しい人間関係への扉を全部開けてくれるんや。
時には、今あるものを燃やさんと、欲しいものは手に入らへんのや。
貧乏な人を感心させたいなら、金を使いまくればええ。金持ちを感心させたいなら、めっちゃ働けばええ。
わいはこの立場にいるから言えるんやけど、うちで働いてる若い男の子たちは、わいが作るコンテンツを全部聞いてるし、それが分かってるんや。
だから、月5000ドルでフェラーリをリースしても、わいはあんたが金持ちやとは思わへん。金持ちは誰もそんなんに感心せえへん。みんな、それがいくらかかるか知ってるからな。貧乏な人だけが感心するんや。
特にキャリアの早い段階でそんなことしたら、金持ちは「ああ、その金を再投資して、もっと大きくすべきやのに」って思うだけや。
もちろん、あんたが車マニアで、たくさんの車を持ちたいってんなら話は別や。理由次第やな。料理が好きやないなら、自分で料理せんほうがええ。できるだけ早くアウトソースして、その時間を取り戻すんや。
リアと2人で、ええもん買い始めたのは、ある程度成功してからや。ええとこに住んだり、ええ車買ったりな。オースティンで家買うたときは、170万ドルの家やった。現金で買うて、1ヶ月の給料で払えたんや。
これを言うのは、めっちゃええ家やったってことを伝えたいんやない。めっちゃ嬉しかったし、素晴らしい家やったけど、その前に住んでた家は月1200ドルやったんや。
つまり、金は使うけど、使う金の割合は大したことないんや。おもちゃ買いたいとか、そういうのがあるなら、ええと思う。ただ、1つ分かっとかなあかんのは、今使う金は将来から取ってるってことや。
消費と投資のバランスは常に取らなあかん。全然使わんかったら、人生の最後に大金を残すけど、1秒も楽しめへんかったってことになる。そんなんあかんやろ。
でも、そこにはバランスがあるんや。そのバランスは人それぞれや。わいは常に投資の方に偏りがちや。だって、自分のめっちゃええバージョンになりたいんや。それには金がかかるし、時間もかかる。
そういうチャンスに備えておきたいんや。チャンスはどんどん大きくなって、桁が増えていくからな。ある段階に来たら、マスターマインドとか関係なくなる。誰かと取引するだけや。
その取引のために、1000万ドルのチェックを切れるようにしとかなあかんのや。そういうのをサイドラインに置いといて、チャンスを待つんや。
つまり、守りに入ることで攻めができるってことや。自分のライフスタイルをはるかに下げて生活することで、ビジネスの成長にもっと投資できるんや。
あんたのライフスタイルは、競合他社のチャンスになるんや。あんたと、もう1人のあんたがおるんや。ビザロ・ユーってやつやな。
ビザロ・ユーは豪華な生活がしたくて、フェラーリ乗って、ええとこに住んでる。でも、チャンスが来たときに、ビザロには貯金がない。見栄を張ってるからな。
でも、見栄を張ってる奴のことを、みんな嫌うんや。しかも、大体どれくらい稼いでるか分かってるから、「あいつ、給料全部使ってるんやろな。無責任やな」って思われるだけや。
正確に判断されるのは全然メリットないんや。強いなら、弱く見せたほうがええ。人が思ってるより金持ちになりたいもんや。
わいがベントレー買うたときのこと話すわ。正直に言うと、プレッシャーに負けて買うたんや。「お前、そんなに稼いでるんやから、何かええもん買えよ」って言われてな。「ま、みんなええ車買うんやろな」って思って、ベントレー買うたんや。
でも、6ヶ月後に返品した。2万ドル損したけど、完全に無駄やったわ。全然気にならんかったからな。
成功するのに必要なのは3つだけや。書き留めておいてもええで。
始める勇気
学ぶ頭脳
絶対に諦めない心
ええニュースは、この3つは全部もう持ってるってことや。ただ使ってへんだけやで。
根本的に考えてみ。誰かが1つのことを始めて、どんどん上手くなって、絶対に諦めへんかったら、勝つと思わへん?
基本的に考えたら、ある人が1つのことだけに人生を捧げて、50年間ずっとそれを続けて上達し続けたら、その人はめちゃくちゃ成功すると思わへん?
じゃあ、なんでそうせえへんの?
問題は、ビジネスを始めるのが今まで以上に簡単になってるってことや。でも同時に、何もせずにいるのも今まで以上に簡単になってるんや。
この動画で伝えたいのは、唯一の間違った道を避けることや。それは恐れや。成功できへんかもしれへんって恐れ、もう大したことない人間の意見を気にする恐れ、かっこええと思われへんくなる恐れ、社交の場に出てけえへんくなる恐れ、大したこともないものに金を使わへんくなる恐れ、みんなが格好ええと思うブランドを着へんくなる恐れ。
そんなん、あんたの人生の残りを平凡に過ごすことに比べたら大したことあらへんやろ。もっとできるのに、できてへんって思いながら生きていくのと比べたらな。
こんなこと言うてるのは、わい自身が経験したからや。そういうことが起こらへんって言うてるんやない。絶対起こるし、想像以上にひどいかもしれへん。でも、死ぬことはないんや。
「この人間関係を全部失って、もっと時間ができることで、目標に近づく可能性は高くなるか、低くなるか?」って考えてみ。最高の自分っていう目標のフレームを使うと、物事がはっきりしてくるんや。
「この独身最後のパーティーに行くことで、目標に近づく可能性は高くなるか?」って考えたら、答えは「いいえ」やろ。
もちろん、毎回そういう犠牲を払わなあかんってわけやない。でも、どっちにしても犠牲は払うことになるんや。目標を犠牲にするか、人間関係を犠牲にするかのどっちかや。
ここで「アレックス、それアンバランスやない?」って思う人もおるかもしれん。オンラインのセラピストが「感情的な幸福とメンタルヘルスが大事や」って言うてくるかもしれん。
まず、振り子が戻ってきてるんや。誰もそんな柔らかいこと気にせえへんようになってきた。ようやくな。
でも、偉大なことを成し遂げたい人は、いつかバランスは神話やって気づくんや。そして、そう気づいたら、偉大なことを成し遂げる人になるんや。
偉大なことを成し遂げたい人は、いつかバランスは神話やって気づくんや。そして、そう気づいたら、偉大なことを成し遂げる人になるんや。
こんな誤解があるんや。平凡さって何やと思う?真ん中にいることや。中庸やな。バランスを取ることや。でも、アンバランスな人、つまり1つのことに集中してる人の方が、その分野ではあんたより上手くなるんや。
問題は、その人が選んだことが、他のことよりも大きなレバレッジを効かせられるかどうかや。
社会にとってめっちゃ価値のあるものを作るために一生懸命働いたら、約束するで。もっと魅力的な奥さんを見つけられるはずや。欲しい金も手に入るはずや。時間も買えるようになるはずや。全部手に入るはずや。
でも、バランスの取れた人生を選んだら、それはそれでええんや。ただ、わいが思うに、バランスってのは人生全体で見るもので、毎瞬間でバランスを取るもんやないんや。
例えば、わいはジムランチの最後の1年はほとんど休まんかった。誰よりも時間があったし、金もあったな。でも、その前は全然休みを取らんかったんや。
バランスについて本当に何を意味してるのか、時間軸を広げて考えたら、夜も眠れるようになると思うで。
でも、はっきり言うて、わいはずっと働いてる。だって好きやからや。好きな仕事をして、目標に向かって進んでるって実感があったら、それ以外のことはしたくなくなるんや。
あんたが尊敬してる人たちが、何か特別な努力家や、規律のある人間やと思うてへん。ただ、自分にステータスをもたらすことが好きなだけや。
つまり、最初はへたくそで、ステータスをもたらさへん時期があったんや。でも、その橋を渡り切れたんや。そしたら、うまくいき始めて、ステータスも得られるようになって、そのまま続けただけなんや。
だから、始めるだけの勇気と、友達にバカにされる時期を乗り越えるだけの根性があればええんや。
始めたばっかりのことは楽しくないもんや。へたくそやからな。でも、上手くなるのは楽しいし、上達するのは楽しいんや。
わいは、新しいことをやってへたくそなのを見るとワクワクすることが多いんや。なぜかって、何かを上達させるっていう一般的な経験を積んでるからや。上達するスキルを学んでるんや。これはメタスキルやな。学び方を学んでるんや。
だから、何かを上達させるチャンスやと思えるんや。最初の1つのことで上達したら、上達するスキルを学べる。そしたら、それをどこにでも応用できるようになるんや。
この話を聞いてる人の中には、「よっしゃ、めっちゃ元気出てきた」って思ってる人もおるやろ。でも、完璧なタイミングを待ってる人もおるはずや。
でも、そんな完璧なタイミングは来へんのや。待つのに疲れて、行動しようって決心したときが、完璧なタイミングになるんや。今日は今日にしか見えへんけど、振り返ってみたときに完璧なタイミングやったって分かるんや。
昨日、ある若い男の子と話したんや。その子が「俺には悪魔がいるんです」って言うてきた。わいは「お前、悪魔なんかおらへんわ。黙れ」って言うた。
そしたら「いや、でも」って言うから、わいはめっちゃ強く反応したんや。なぜかって、わい自身もそんなこと言うてた時期があったからや。かっこつけたかったんや。複雑で神秘的に見えると思ってたんや。
でも、お前に悪魔なんかおらへん。自己破壊してるわけやない。親の問題もないんや。スキル不足なだけや。
「悪魔がいる」って言うたら、「それってどういうこと?定義してみ」って聞くんや。ほとんどの人は、本当に霊的な悪魔がおるって思ってへん。それには触れへんけどな。本当に言いたいのは、「この状況になると、理想的やない方法で行動してまう」ってことやろ。つまり、スキル不足なだけなんや。当たり前やで、経験不足やからな。
悪魔なんかおらへん。一貫性を保つ方法を知らんだけや。「長期の関係が続かへん」んやなくて、基準が高すぎるか(それはそれでええけど)、まだその人に出会ってへんだけか、一貫した行動の取り方を知らんだけやろ。
例えば、うちのセールスマンが「30日経ったけど、セールスの電話にちょっと飽きてきた」って言うてきたら、わいはこう言うんや。「飽きても続ける能力がないってことは、100回か1000回繰り返して、少しずつ改善していくのを楽しむスキルが足りてへんってことやで」って。
下手なセールスマンは、数日だけ調子よくしようとする。ええセールスマンは調子に乗る。最高のセールスマンは、調子が悪くなることがない。
これには規律が必要や。常に調子よく振る舞う方法を理解せなあかん。セールスのときに火がついてるように振る舞う方法をな。実際には「火がついてる」なんてことはないんや。単に違う行動を取ってるだけや。
魔法なんかかかってへん。ただポーズの取り方が違うだけや。質問の仕方が違う。声の調子が変わる。これらは全部スキルなんや。学べるからな。
この若い男が「俺はトラウマがある」って言うてきたら、まずトラウマの定義すらできてへんって言うで。トラウマっていうのは、嫌な刺激によって永続的に行動が変わることや。つまり、何か悪いことが起こって、永遠にその行動が変わってまうってことや。
トラウマの定義がこれやとしたら、トラウマは悪いもんなんやろうか?例えば、熱いストーブに触って、二度と熱いストーブに触らんくなったとする。これはトラウマか?永続的に行動が変わったからな。
でも、これは悪いことか?家を燃やすのを防いだり、手に永久的なダメージを与えるのを防いだりしたんやで。むしろええことやないか。
だから、過去のつらい経験を「トラウマ」って呼んで、それが今の自分の言い訳にするのはあかん。誰も理解してくれへんし、誰も気にしてへん。
結局、みんなが気にするのは、あんたがどう行動するかだけや。一連の状況下で、あんたがどう振る舞うかってことや。
だから、その状況に自分をさらして、繰り返し経験して、それを乗り越える方法を学ぶ必要があるんや。
それが良いか悪いかを決めるのは、あんたの目標達成に役立つ行動を生み出すかどうかってことや。つまり、ストーブに触るっていう刺激が、あんたの目標達成に役立つ行動を生み出すなら、そのトラウマは良かったってことになるんや。
ちなみに、親が子供を叱るのも、子供にトラウマを与えることを期待してるんや。嫌な刺激によって、永続的に行動を変えることを期待してるんや。
ただ、みんな言葉の定義をせずに叫びまくってるだけなんや。「体に蓄積されてる」「エネルギーや」って言うけど、誰もそれが何を意味するか分かってへん。体のどこに蓄積されてるか、レントゲンで見せてみい。「父親からの感情的なトラウマが肝臓に蓄積されてる」なんて言うても、意味不明やろ。
確信を持って言葉を並べれば、人はうなずくかもしれん。でも、それが真実やってわけやない。
あんたは、自分の力を自分のコントロール外のことに押し付けてるだけかもしれん。「これが原因で成功できへん」って言う方が、「何もしなかった」って認めるより楽やからな。
でも、聞いてくれ。好きにしたらええ。そのまま悩み続けてもええし、それが理由やって言い続けてもええ。でも、あんたの力はあんたが指差すところにあるんや。
唯一、あんたの力が増すのは、全部自分のせいやって言うときだけや。あんたの人生に起こったことは全部ひどいことかもしれん。でも、それについてあんたは何をするんや?
世界は気にしてへんのや。あんたは気にしてるかもしれん。それはええことや。でも、他の誰も気にしてへん。早くそれに気づいたら、早くなんかできるようになるで。
こういうふうに考えてみ。トラウマがええことを生み出すこともあるってことは、ええことが悪い行動を生み出すこともあるってことやで。
宝くじに当たって、その後にいろんな悪い行動が起こったとしたら、それはあんたにとってええことやったんか?「金持ちで特権階級の子供」について話すのは、そういう経験が後々の人生で物事を達成しにくくさせる行動を生み出すからやろ。
だから、何が起こったかと、その結果どんな行動を取るかを分けて考えてみ。「ええか悪いか」って判断せずに、「これで目標達成の可能性が高くなるか、低くなるか」って考えてみ。そしたら人生がずっと楽になるで。
そうすれば、「悪魔」とか「デーモン」とかいう神秘的な言葉を使わんようになる。「彼女に浮気されたんです」「ほな、それであんたの行動はどう変わったん?」「信頼issues持ってます」「いや、ただその状況下で、誰かに銀行口座へのアクセスを与えたり、一緒に住んだりするのに時間がかかるようになっただけやろ。それが悪いことか?」って感じやな。
3つのステップを教えたるわ。これがめっちゃ役に立ったんや。Dr.キャシー・ロジックの「証拠、有用性」っていうフレームワークや。
まず「論理」。「悪魔がいる」って言うたら、「それってどういう意味?行動で定義してみ」って聞く。
次に「証拠」。「自己破壊的なんです」って言うたら、「それってどういうこと?」って聞く。「2ヶ月間時間通りに来てたのに、その後遅刻し始めた」って答えが返ってきたとする。「ほな、そういう行動が起こったってことやな」って確認する。
「それってどうやって分かるん?」って聞いたら、多くの人は「そういえば、データないわ」って気づく。「じゃあ、ほとんど作り話やってことやな」って言うんや。
作り話って言うても、嘘ついてるって意味やないで。人間は物語で考える生き物やから、意味のないことにも物語をくっつけてまうんや。便利やし、楽しいし、話すのが好きやからな。でも、それが真実やってわけやない。
最後に「有用性」。「それがなんの役に立つん?なんでそれが大事なん?」って聞く。「将来の仕事を続けられる可能性が下がるから」って答えが返ってきたら、「ほな、それについて何かできることはあるか?」って聞くんや。
こうやって、過去に苦労したことを、単純に「この状況下では、こんな風に行動する」って定義し直せるんや。「証拠はあるんか?」「本当にそう定義できるんか?」「それが誰にとって何の役に立つんや?」って考えてみるんや。
目標との関係で「誰が得するんや?なんで大事なんや?」って考えてみ。
多くの時間とエネルギーを、全然関係ないことを人に説明することに使ってまうんや。そんなの忘れて、さっさと前に進めばええのに。その「トラウマ」によって変わった行動を変えれば、それを乗り越えられるんや。
「この状況下では、こんな風に行動する。でも、それは目標達成の助けにならへん」って認識できたら、ええ兆しや。「ほな、この状況下で、目標達成に役立つ行動をする可能性を高めるには、何をせなあかんやろ?」って考え始められる。
そうやって、1つずつ小さな問題に取り組んでいくんや。人との関係でも、仕事のスキルでも、恋愛関係でも、1つずつ取り組んでいく。長い時間をかけてそうしていけば、必ず上達するで。約束するわ。
「俺は悪魔と戦ってきたんや。お前には分からへん」って言う人に向けて言うてるんや。でも、それは役に立たへんし、かっこよく見えるわけでもない。ただ無能に見えるだけや。
敗者は自分に起こったことを話す。勝者は自分が起こしたことを話す。敗者にとっては苦難は現実やけど、勝者にとっては苦難は単なる原点のストーリーになるんや。
こういうフレームを使えるようになったら人生が変わるで。最近、リアにこんなメッセージ送ったんや。「モンスターが大きいほど、ヒーローの物語は壮大になる」ってな。
これは、85歳になったときに語るストーリーになるんや。つまらないストーリーなんて欲しくないやろ。今、つらいことを経験してるなら、それは将来語るストーリーになるんや。
自分が将来なりたいヒーローだと信じられるなら、苦難が大きいほど「よっしゃ来い!これがわいのストーリーや。スパイダーマンが蜘蛛に噛まれるシーンや。いじめっ子にやられるシーンや。これがわいの原点や」って思えるはずや。
誰も、苦労したことのないヒーローなんて気にせえへん。
大学生のとき、宝くじを買ったことがあるんや。当時は10億ドルが大金に思えた時代やったな。彼女と話しながら、その晩の抽選を待ってた。
抽選が近づくにつれて、めっちゃ不安になってきたんや。「もし当たったらどうしよう」って。そしたら、恐ろしい気持ちになったんや。
当たったら、誰も自分の力で達成したって思ってくれへんって気づいたからや。ありがたいことに、10億ドルは当たらんかった。そのおかげで、今の人生を作ることができたんや。
エピクテトスの言葉やと思うんやけど、「苦難に遭わへん人間は、自分が何者か知ることができへんのは何て残念なことか」みたいなことを言うてる。
苦難を経験したり、今まさに経験してるなら、それは自分が何者かを証明するチャンスなんや。他の誰かにやなくて、自分自身にな。自分が言うてる通りの人間かどうか、自分が思うてる素材でできてるかどうかを証明するチャンスや。
その苦難を、自分をより強くする機会にするか、より粘り強くする機会にするか、より執念深くする機会にするか、より目標に向かって突き進む機会にするか。それとも、それを重しにするか、毎日戦う「悪魔」にするかは、あんた次第や。
みんな悪魔を抱えてるし、みんなつらいことを経験してる。この考え方を伝えたいんやけど、あんたのつらいことは、他の人のつらいことよりもっとつらいかもしれん。
でも、何も経験したことのない人間に針で刺したら、それはその人にとって10段階中10のつらさやと思うんや。
わいは、人間は同じように痛みを感じると思うてる。だからこそ、男が軽蔑されたと感じるのは、他の人がもっとクレイジーな苦難を経験してるのと同じくらいつらいんや。
それに、白人であっても、10段階中10の痛みは、やっぱり10段階中10の痛みや。
もちろん、絶対的な尺度で見たら、最悪のシナリオに比べたらマシかもしれん。でも、誰が気にするん?
つまり、地球上の全ての人間が、自分なりの10段階中10の痛みを経験してるってことや。これで痛みのスペクトラムが正規化されるんや。そしたら、残るのは「次は何をするんや?」っていう自然な問いだけや。
もし、あんたが人生の最後に、傷だらけで、ボロボロのひげを生やした、サバイバーみたいなグラディエーターになりたいんやったら、どうする?困難を乗り越えて、いろんなことをして、自分の可能性を実現した人間になりたいんやったら、どうする?
そんな人間を作るのに、楽な人生を与えるか?すぐに勝たせるか?簡単な人生を与えるか?たぶんそうはせえへんやろ。
たぶん、今あんたが経験してることを与えるはずや。そうやって、あんたの言う通りの人間になれるんや。
じゃあ、なんで今の章をいやがるんや?あんたが言うてる人間になるために必要なことやのに。
さあ、その「悪魔」のことは忘れよか。もう力を与えんでええ。「これが俺が成功できへん理由や」って言うのはやめよか。
よっしゃ、これからどうするんや?何かを理解せなあかんわな。その「理解する筋肉」を鍛えるのが、たぶん一番強力な筋肉や。
「これ、どうやったらええか分からへん。でも、絶対に理解してみせる」って考え方や。なんでそう思えるかって言うたら、過去にも分からんことを理解できたからや。また理解できるはずやろ。
あの人ができるんやったら、わいだってできるはずや。あの人だってわいと同じ、2本の手と1つの脳みそしか持ってへんのやから。
次に「これ、理解できへん」って言いそうになったら、20時間のタイマーをセットしてみ。諦める前に、本気で20時間やってみるんや。
そしたら、気づくはずや。難しくはないんや。ただ、まだ本気で挑戦してへんだけや。
「これを学びたい」って言うてから、実際に挑戦し始めるまでの時間を短くして、「これ難しい」って言うまでの時間を長くできたら、自分が思ってる以上にいろんなことができるようになるで。
ほとんどのことは20時間で学べるんや。問題は、ほとんどの人が最初の20時間を何年も先延ばしにすることや。
自分のことを、やりたいことややるべきことの量で測るんやなくて、実際に行動した量で測ってみ。欲しい結果に対する欲求の強さや、その結果に値するかどうか、どれだけ頑張ったかで測るんやなくて。
そうしたら、たぶん恥ずかしくなるで。だって、現実を見ることになるからや。あんたが言うてることやなくて、実際にやったことが見えてくるからや。
結果がどうなるかは、あんたにはコントロールできへん。でも、インプットだけはコントロールできるんや。
選択肢を与えへんかったら、人間は信じられんくらいのことを成し遂げられるもんや。
Q&Aをするたびに、3回に1回くらいこんな質問をされるんや。「つらいときに、何があんたを前に進ませたんですか?何を考えてたんですか?」
めっちゃ説得力のあることを言えそうやけど、正直なところ、諦めることなんて一度も考えたことがなかったんや。選択肢にすらなかったんや。
わいにとって、失敗者としてボルチモアに帰ることは、他の何よりも怖かったんや。だから、考えもせんかったんや。
だから、自然と残された選択肢は、耐え抜くこと、我慢すること、続けることだけやったんや。
こう考えてみ。わいが今経験してることよりもずっとひどいことを経験した人はおるはずや。
「俺はつらいことを経験したんや」って言う人に対しては、「ほな、証明してみい。これよりひどかったんやろ?よっしゃ、今度は強さを証明してみい」って言いたいんや。
歴史上のどの時代でも、どの国でも、どの文化でも、どの年齢層でも、どの人種でも、どの性別でも、働く男を尊敬するんや。
なぜかって、男は常に「何ができるか」で判断されるからや。何かをしてたら、人々はあんたが貢献してるって分かるんや。
仕事への姿勢が、尊敬を得る通貨なんや。尊敬を得たいなら、仕事を通じて得るんや。時には自分自身を磨く仕事かもしれへん。時にはスキルを磨く仕事かもしれへん。時には製品を作る仕事かもしれへん。
でも、全ては仕事を通じて、努力を通じて得られるんや。
わいの人生を変えたことを教えたるわ。起業は「最強の人が勝つゲーム」やない。「最後まで立ち続けた人が勝つゲーム」なんや。
こういうゲームはたくさんあるんや。根本的に、これは有限ゲームの考え方と無限ゲームの考え方の違いなんや。
リアがわいのオフィスに飾ってくれた言葉を読み上げるわ。
「女の子を誘え。ビジネスを始めろ。広告を出せ。仕事を辞めろ。リスクを取れ。なぜなら、85歳になって死の床についたとき、もっとクレイジーな話をしたかったって後悔したくないやろ。」
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