社会福祉を賄う"ロボット税"?100%の仕事が無くなった時の解決策

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A "Robot Tax" to Fund Social Welfare? Solving for 100% of Jobs Gone
An increasing concern of mine as we head into the AGI age, is the concentration of totalitarian power in the wrong hands...

2024年1月、2700人以上のAI研究者が、2100年までにホワイトカラー、ブルーカラー、専門職、スキルベース、一般的な仕事など、全ての人間の仕事が完全に自動化されると予測しました。
テクノロジーの成長と、テクノロジー分野でのイノベーションが予測よりも早く実現していることを考えると、予測より50年から80年も早く進歩が起こる可能性があります。
最も正確な未来予測者の一人とされるレイ・カーツワイルは、2029年までに人工知能、つまりAGIが実現すると言うてます。
先日の動画で、AGI以降の世界での潜在的な解決策として、UPD(ユニバーサル・プロダクティビティ・ディビデンド)というアイデアを紹介しました。
これは、完全な仕事の自動化とロボットによる生産性から得られる利益を人類に還元するというものです。
このUPDのアイデアは、ChatGPT-4oとの長い議論の末に100%オリジナルで生まれたもんです。
UPDがどのように機能するかについての議論の最後に、「2030年までに世界中でUPDを実施できる可能性は何パーセントやろか?」と聞いたら、「1%未満」と言われました。
そこで、「100%の仕事が自動化された場合の経済再建と利益再分配について、別のシナリオを考えてくれへんか?実際に機能しそうなものを頼むわ」と聞いてみました。
すると、こんな答えが返ってきました。「ソブリン・ウェルス・ファンドによって支えられるユニバーサル・ベーシック・インカム」です。
これが一体何なのか、そして私たちが向かっている全ての人間労働が自動化された社会で実際に機能するかどうかを見ていきましょう。
ChatGPTが提案したこのソリューションを検討して、本当に機能するかどうかを見ていきます。
初めまして、あるいは以前から見てくれてる方もおるかもしれませんね。
私はジュリー・マッコイです。Branwellの社長をしています。
Branwellは、マーケティングチーム全体を置き換えるAI駆動のオールインワン成長プラットフォームで、ブランド力とウェブサイトのトラフィックを簡単にボタン一つで実現できるんです。
でも実際には、事実に基づいた高品質で人間らしいコンテンツを提供して、オーディエンスの共感を得てブランドを構築できるんです。
私は100人規模の人間によるライティングエージェンシーを売却して、AIの新時代に参加しました。
コンテンツが自動化されることを知っていて、Branwellを見つけたとき、創業者のジャスティン・マクギルにピッチして、自分の代わりになると信じていたプラットフォームに参加させてもらえないかと頼みました。
今では、AIの分野でフルタイムで働いています。自分の仕事が大好きで、AIの時代の中心で生きている私たちに向かって全速力で迫ってくるものの内側を皆さんにお伝えしています。
もし人生の最適化や、財政面だけでなく健康、喜び、幸福、ウェルネスにおいても最大のROIを目指すことを楽しんでいるなら、私たちの考えは一致していると思います。ここにいてくれて嬉しいです。
さて、ロボット税のアイデア、つまりソブリン・ウェルス・ファンドによって支えられ資金提供されるUBI(ユニバーサル・ベーシック・インカム)について話しましょう。
ユニバーサル・ベーシック・インカムについて議論する際に考慮すべき最大の落とし穴は、ジョージ・オーウェルが「1984年」で描いたような全体主義社会の危険性やと思います。
人類最大の障害は人類自身であり、常に支配欲が問題になります。
それは貪欲さ、嫉妬、個人的な動機、不健全な富への欲望から生まれるもんです。
これは、私たちが世界を取り戻し、平凡な日常から解放されるときに乗り越えなあかん真の敵であり障害やと信じています。
世界史上初めて、物資、サービス、アウトプット、電気のスイッチを入れるだけで電気が来たり、きれいな水、きれいな食べ物を食べるなど、私たちに必要なすべてのものがロボットによって生産される時代が来ようとしています。
そこに到達するのは時間の問題だけです。4~5年後やと言う人もおります。
すべての仕事がロボットによって行われ、AGIが存在し、ASI(超人工知能)が間近に迫っている世界に生きることになります。
でも、これは私たちがみんな怠けたソファーポテトになるってことやないんです。
実際、UBIのパイロットプログラムを研究して、農村部や都市部でUBIが試験的に導入された場所で何が起こったかを見ると、かなりの成功を収めています。
好きじゃない仕事で給料のために働く必要から解放された人々は、実際に人生で初めて自分の情熱や好きなことを追求するようになったんです。
これによって、好きなことに取り組むためのモチベーションがさらに高まるんです。
でも、グローバルなUBI状況における大きな危険は、人類の健康のためではなく、少数のエリートに最大の利益をもたらすように設計されたシステムに人類を依存させる全体主義的な一つの世界秩序です。
これが、私たちが避けなあかん大きな危険やと思います。
そうせんと、「1984年」や「レディ・プレイヤー・ワン」のようなディストピアが現実となり、地獄のような世界で生きることになってしまいます。
良いニュースは、今ここで私と一緒にこの動画を見ている皆さんにとって、それが私たちの未来である必要はないってことです。
私たちの未来はまだ書かれていません。そして、すべての逆境にもかかわらず、私は人類の善を信じ続けています。
世代を超えた呪いから解放され、真実だと言われてきた物語を書き換え、あらゆる物語に疑問を投げかけることを信じています。
覚えておいてください。私たちが主導権を握っているんです。私たちに最終決定権があります。未来はまだ書かれていません。
ChatGPTが私に提案したソブリン・ウェルス・ファンドのアイデアはかなり面白いです。
これは自動化による利益や課税から生まれるものです。
どう見ても、大企業や法人、ビジネスにおける自動化からの利益に対して何らかの形で課税し、それを人々に再分配する必要があります。
でも、仕事が残っていない未来の視点から見ると、自動化は育成された天然資源であり、この惑星での無限の年月の結果であり、私たちの最大の発明の集大成なんです。
だから、私たちみんながその恩恵を受けるべきなんです。
大規模言語モデルさえも、人類全体の大規模なコミュニケーション、つまりインターネットから構築されたものです。
ここで、ソブリン・ウェルス・ファンドのアイデアが面白くなってきます。
そして、ここからは私がChatGPTの提案に加えて考えたことです。
市民が多様化されたグローバル・ポートフォリオの説明責任と管理を担当し、AGIが取引や利益を生み出す方法を決定し、自動化税を10倍以上の富に変えることができるんです。
つまり、自動化利益に対する税金を取り、AGIにどこにどう投資するかを教えてもらい、それを多様化されたグローバル・ポートフォリオにして、その配当を世界中の市民に還元するんです。
これは、自動化から生み出された富を積み上げ、成長させ、将来の世代が恩恵を受けられるように保護する方法です。
また、UBI自体を数え切れないほどの期間にわたって資金提供することもできます。
確かに、UBIは全ての人々への普遍的な保障という考え方です。
グローバルに多様化されたポートフォリオからの配当が増えるにつれて、UBIをUHC(ユニバーサル・ハイ・インカム)に変えることができます。
もちろん、これには何らかの規制の枠組みが必要です。
ハイテク産業のリーダーであり、世界第13位の経済大国である韓国は、政府が分権化された活気ある民主主義社会の例です。
もちろん、韓国は1950年代の朝鮮戦争で、世界で最も抑圧された孤立した国家の一つである北朝鮮から分離しました。
北朝鮮は全体主義的な政府と支配を持つ国です。
パンデミック以降、韓国の経済成長はそれほど大きくありませんが、依然として政府の権力を市民に与える例として残っています。
韓国は、市民参加プログラムの参加率が最も高い国の一つであり、政府の予算情報を公開することにおいて素晴らしい仕事をしています。
韓国の政治システムは単一大統領制共和国で、現在の大統領は民主主義と人権の大きな支持者です。
韓国のように、政府の分権化が行われた例があります。
素晴らしい成功とまではいきませんが、ある程度の成功を収めています。
そして、コメントしようとしている人もいると思うので、先に言っておきますが、もちろん「惑星連邦」についても取り上げます。
これは、スタートレックシリーズに登場する星間政府です。
スタートレックシリーズに登場する連邦の自由の原則は、絶対に魅力的やと思います。
これについては、今後の動画で取り上げていきます。
でも、話を戻しましょう。
私が本当に気に入っているソブリン・ウェルス・ファンドのアイデアは、そのファンドの権力を人々の手に委ねるというものです。
でも、私のアイデアは、そのファンドの管理と公開取引への投資方法をAGIに任せることです。
AGIは、人間よりもはるかに優れた取引や金融上の決定を、無限のデータに基づいて行うことができます。
主に市民によって管理されるファンドを成長させれば、人類のための持続可能な実践、より良い教育、ユニバーサル・ヘルスケア、手頃な価格の住宅、生活の質を優先する持続可能なインフラプロジェクトに再投資できます。
アリゾナ州テンピーで最近、ライアン・ジョンソンのカル・ド・サック(行き止まり)を歩く機会がありました。
これは、歩行者専用の車のない近隣地域というアイデアです。
そこで見たものが、実際にとても気に入りました。
そこに住んでいる住民が経営する小さな個人商店がすぐそこにありました。
医院、小さなキャンドル屋さん、レストランまで歩いて行けます。
屋外でコーンホールをしたり、かわいい服を買いに行ったりできるんです。全部、住んでるとこから数ブロック以内でね。
私は車を2台持っています。車を持つなと言うてるわけやありません。
でも、新鮮な空気を吸ったり、お互いの周りにいたりすることの利点を見失うことがあると思います。
ただ人間であることの日常に関わること。
「人間であること(human being)」であって、「人間がすること(human doing)」やないってことを覚えておいてください。
私たちにはよく、こうあるべきやという考えが示されますが、自分でこういったコンセプトを見に行って、体験してみるべきやと思います。
ライアン・ジョンソンがカル・ド・サックで作ってたものが本当に気に入りました。
快適で、のんびりして、楽しい環境で、移動に費やす時間を大幅に減らし、持続可能でくつろげる住宅環境をより多く楽しむことができるんです。
こういった環境はかなりユニークです。
アメリカを離れて、ヨーロッパに行くと、地元のパン屋さんや、毎日新鮮な魚を仕入れる地元の市場まで歩いていくことに、もっと重点が置かれてるのを見ます。
アメリカでは、便利さを重視する世界の中で、必ずしも生活の質や健康、ウェルネスの向上を目指して設計されてないものを見失ってしまっています。
ユニバーサル・ベーシック・インカムそのものは腐敗してないんです。
世界の政府がこれをどう扱うかによって、大きく腐敗させ、人々を不健全なシステムに依存させ、人類を堕落させる可能性があるんです。
でも、そうならんでもええんです。
1980年代から、アラスカ州は石油収入から得られた年間配当金を住民に分配しています。
あそこは石油の大地なんです。
だから、この天然資源を人々に再分配しているわけです。
ノルウェーも、豊富な石油資源で同じようなことをしています。
人類全体が恩恵を受けるはずの自動化を、同じように扱わへんのはなんでやろ?
政策立案者は、人間の生産性が世界を前進させるんじゃなく、自動化が世界を前進させる時代、つまりポスト労働社会に生きるときに、世界中で拡大できる新しい経済のための研究や試験的な導入を優先的に委託するべき時期やと思います。
ビジネスは時代に合わせる時期が来ています。
ビジネスオーナーや起業家の方なら、できるだけ多くのプロセスを自動化することをお勧めします。
そうすれば、このAIの新時代におけるメリットと機会を学べるからです。
そして、私たち市民は、情報を得続け、私が定期的に行っているような議論に参加する必要があります。
私たちに向かってロケットのように突進してくるものに、どう備えたらええんでしょうか。
コメント欄で、このユニークな概念についてどう思うか聞かせてください。
人々によって管理され、AGIによって指示される、ソブリン・ウェルス・ファンドによって資金提供されるUBIについて、皆さんの考えを楽しみにしています。
いつものように、チャンネル登録ボタンを押してください。
次のAIのウサギの穴で、また会いましょう。

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