
3,771 文字

ほな、時々参加させてもらえる研究ミーティングの内容がめっちゃ衝撃的で、今後どんなんが来るか想像もつかへんくらいなんですわ。最近OpenAIから出た声明がほんまに興味深くて、舞台裏で何してはるんかがちょっと見えてきたような感じです。
このインタビューはBloombergで行われて、OpenAIのCFOのサラ・フリアーさんが出演されてはりました。彼女は2024年6月からOpenAIの最高財務責任者として働いてはって、もしサム・オルトマンがその席に座ってたらどう言うやろか、という観点からも意見を述べてくれはりました。
毎週研究ミーティングがあって、そこで将来について議論してはるっていうのが、このインタビューから分かった重要なポイントの一つなんです。これ、私も知らんかったんですけど、今や公になった情報として、OpenAIが毎週ミーティングを開いて、将来の可能性や新しいモデルのリリースについて話し合うてはるんです。
彼女が言うには、そのミーティングの内容が毎回めっちゃ衝撃的やそうで、それを見る限り、OpenAIは競合他社よりもまだまだ先を行ってはるんちゃうかなって。これ、みなさんにとっても私にとっても新しい情報やと思います。
もちろん、会社の将来について話し合う研究ミーティングがあること自体は驚きませんけど、「将来の技術に関するミーティングの内容がめっちゃ衝撃的や」っていうのを公に言うてはるのは、ちょっと驚きですわ。
多くの人が「それってただのハイプやろ、投資家から資金調達するためのアピールちゃうの?」って思うかもしれませんが、実はそうちゃうかもしれません。
ちょっと過去に遡って考えてみましょか。GPT-3.5の時代を覚えてはりますか?当時みんな「これめっちゃすごい!」って思うてました。史上最速で1億ユーザーを獲得して、どのSNSプラットフォームよりも早かったんです。
でも実はその時、OpenAIはすでにGPT-4を持ってたんですわ。GPT-4は2022年8月に学習を終えてて、これはChatGPTがリリースされる前やったんです。つまり、かなり前から一般公開より進んだ技術を持ってたってことです。
GPT-4がリリースされてから約2年間、他の研究所がOpenAIの能力に追いつくまでに時間がかかりました。まあ、最近はClaude 3.5 Sonnetに追い抜かれたんちゃうかって議論もありますけど、Q* プレビューモデルを見ても、まだまだすごいもん持ってはると思います。
ただ、Q* プレビューモデルの問題は、一般の人が日常的に使うには限界があるってとこですね。生物学、物理学、化学、数学みたいな特定の分野向けにできてて、そういう問題に常に関わってない限り、あんまり活用できひんのちゃうかなって。だから一般の人からしたら、これからのモデルがどれだけスゴいか実感しにくいかもしれません。
このインタビューでもう一つ興味深かったのは、「もしサム・オルトマンがここに座ってたら、AGI(人工汎用知能)は多くの人が思うよりも近いって言うはずや」っていう発言です。
これ、ほんまにその通りで、サムやったらそう言うと思います。多くの人はまたAGIのハイプやって思うかもしれませんが、業界全体を見渡すと、スーパーインテリジェンスだけやなく、人間レベルの推論能力を超える時期について、ある程度一貫した予測が出てきてます。
例えば、サム・オルトマンが2024年9月23日に公開した「The Intelligence Age」っていうブログを見てみましょか。この中で今後数十年、数十万日の間に何が起こるかについて語ってて、めっちゃ興味深い内容なんです。
彼がTwitterで公開したこのビジョンの中で、最も引用された部分の一つが「これは今までの歴史の中で最も重要な事実になるかもしれへん。数千日のうちにスーパーインテリジェンスを手に入れる可能性があって、もっと時間がかかるかもしれへんけど、必ず到達できると確信してる」っていう部分です。
数年前やったら、こんな発言は批判されて、バカにされてたかもしれません。でも、AIの力がどんどん強くなっていくのを見てると、こういう発言もだんだん現実味を帯びてきてるんちゃうでしょうか。
まあ、「数千日以内にスーパーインテリジェンスができる可能性がある」っていうのは、3年から10年くらいの幅があるんですけどね。でも興味深いのは、この記事の予測や、他の業界リーダーたちの意見が、OpenAIの考えと似たような方向を向いてるってことです。
これはネットの誰かが適当に言うてるんとちゃいますよ。その分野で最も成功したAI研究者たちがこういう予測をしてはるんです。
その中でも特に注目すべき予測の一つが、レイ・カーツワイルのもんです。彼は最近達成された技術的な進歩を84%の精度で予測してきた人で、パターン認識技術など、いろんな分野を開拓してきはりました。
最近のMoonshotsでのインタビューで、彼は新しい予測を示してくれはったんですけど、それが今では「保守的な見方」って言われてるんです。5年っていう期間を考えると、めっちゃ近いですよね。
彼は「2029年までにAGIが来る」って予測してて、これが保守的な見方やって。もし5年以内にAGIが実現するんやったら、過去に多くの予測を的中させてきた人から見ても、かなり早い進歩ってことになります。
インタビューでは彼の予測精度についても触れられてて、12~24ヶ月の余裕を見た場合の精度が86%っていう、めっちゃ高い数字が出てます。
サム・オルトマンのブログ記事に戻ると、AIシステムがどんどん良くなって、次世代システムの開発や科学の進歩全般を助けてくれるようになるって書いてあります。これは個々のシステムが自己改善するんじゃなくて、AIの指数関数的な成長を可能にする生態系全体の話です。
例えば、効果的なAIシステムがあれば、研究論文を書いたり、次の学習サイクルを速くするシステムやソフトウェアを設計したりできます。時間とともにAIを使うことで、サイクルはどんどん速くなっていって、科学の進歩も加速していくわけです。
サム・オルトマンだけやなく、AnthropicのCEOも将来の知能の増加について語ってはります。Anthropicといえば、ChatGPTに対抗してるチャットボットのClaudeを作った会社ですね。
彼が言うには、チップの性能やその他の分野での指数関数的な成長を考えると、かなりスムーズな指数関数的成長の途上にあるそうです。モデルはどんどん良くなっていって、人間の子供が学習して発達していくように、徐々に賢くなっていくんやけど、ある特定の時点で「あ、これが汎用人工知能や!」っていう瞬間があるわけやないって。
時間とともにこれらのモデルは改善され続けて、最終的には最高レベルの人間よりも優れたものになっていくんです。現在、モデルの開発には1億ドルくらいかかりますが、今トレーニング中のモデルには10億ドルくらいかかってて、2025年から2027年くらいには100億から1000億ドルくらいになるんちゃうかって。
アルゴリズムの改善とチップの性能向上が続けば、その頃には多くの分野で人間より優れたモデルができる可能性が高いって言うてはります。
つまり、サム・オルトマンだけやなく、ダリオ・アモデイ、その他の業界のリーダーたち、レイ・カーツワイルも、この技術に長く関わってきた経験から、技術がめちゃくちゃ速いペースで進歩していくって予測してはるんです。
ダリオ・アモデイは最近のブログ投稿で、純粋な知能に関して、パワフルなAI、つまりAGIは、生物学、プログラミング、数学、工学、文章作成など、最も重要な分野でノーベル賞受賞者より賢くなると予想してはります。
これは未解決の数学の定理を証明したり、めっちゃ良い小説を書いたり、難しいコードをゼロから書いたりできるってことですね。もしこれが本当になったら、すごいことです。
彼は、これが単に賢い対話相手ってだけやなく、テキスト、音声、映像、マウス、キーボード操作、インターネットアクセスなど、人間が仮想的に使えるすべてのインターフェースを使えるようになるって言うてはります。
そして、これらのインターフェースを通じて可能なあらゆる行動、コミュニケーション、リモート操作ができて、世界で最も優秀な人々の能力を超える技能を持つことになるって。つまり、ほとんどの人が想像できないくらい賢いシステムになるってことです。
そういう意味で、「これは私たちの想像を超えるものになる」っていう発言は、そんなに突飛なもんちゃうと思います。OpenAIの各リリースは、ほんまに私の想像を超えてきました。
OpenAIのSoraを見た時も「わお!」って思いましたし、GPT-4のデモを見た時も世界中が驚いて、GPTの高度な音声モードを見た時もまた驚かされました。だから、これも別に驚きませんけど、OpenAIが次は何を用意してはるんか、めっちゃ気になりますね。これらのモデルはどんどん賢くなってきてますからね。
ほな、みなさんはこの件についてどう思いはりますか?また次回お会いしましょう。
コメント