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アレックスです。アンスロピック社のデベロッパーリレーションズ責任者をしております。本日は、コンピューター使用機能を使ったコーディングタスクをご紹介させていただきます。クロードが実際に私のラップトップを操作して、ウェブサイトのコーディングタスクを行う様子をお見せしますが、まずはクロードが変更を加えるための実際のウェブサイトが必要です。
そこで、クロードにChromeブラウザでclaude.aiに移動してもらい、claude.ai上のクロードに90年代風の個人ホームページを作成するように依頼しましょう。クロードはChromeを開き、claude.aiを検索し、もう一方のクロードに個人ホームページ作成を依頼するプロンプトを入力します。
claude.aiがコードを返してくれて、それが右側のアーティファクトにきれいにレンダリングされました。これは素晴らしいですね。ただ、私自身のコンピューターでローカルにウェブサイトに変更を加えたいと思います。クロードにファイルをダウンロードしてもらい、VS Codeで開いてもらいましょう。クロードは保存ボタンをクリックし、VS Codeを開き、ダウンロードフォルダ内のファイルを見つけて開きます。
完璧です。ファイルが起動したので、ブラウザ内で実際にファイルを表示できるように、クロードにサーバーを起動してもらいましょう。クロードはVS Codeのターミナルを開いてサーバーを起動しようとしますが、エラーが出ました。マシンにPythonがインストールされていなかったんです。でも大丈夫、クロードはターミナルの出力を見てこれに気付き、マシンにインストールされているPython3で再度試みます。
うまくいきました。これでサーバーが起動しました。ローカルサーバーが起動したので、手動でブラウザ内のウェブサイトを確認できます。見た目は良さそうですが、ターミナル出力にエラーがあることに気付きました。また、上部に欠落したファイルアイコンもあります。
クロードにこのエラーを特定してもらい、ファイル内で修正してもらいましょう。クロードはターミナル出力を視覚的に読み取り、VS Codeの検索・置換ツールを開いて実際にエラーを投げている行を見つけます。今回の場合、クロードにエラーを完全に取り除いてもらうよう依頼したので、その行全体を削除します。
その後、クロードがファイルを保存し、自動的にウェブサイトを再実行します。エラーが消えたので、最後にウェブサイトを確認してみましょう。ファイルアイコンが消え、エラーも無くなっているのが分かります。完璧ですね。以上が、クロードのコンピューター使用機能を使ったコーディングでした。今回は複数のプロンプトが必要でしたが、将来的にはクロードがこのようなタスクを最初から最後まで一気に実行できるようになると考えています。
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