「アメリカのAI優位性は今後数年間確実だ」サム・オルトマン、ChatGPTのリリースとS…

13,818 文字

Sam Altman touts U.S. AI supremacy, ChatGPT release and St. Louis roots
Sam Altman wants to be careful about not overhyping Thursday’s release of the newest model of ChatGPT. But that’s not st...

セントルイス公共図書館財団からのサポートあってのことやね。子どもらやその家族に、生涯読者になるために必要なプログラムやサービスを提供するお手伝いをしとるんや。財団の詳細はslpl.orgで見られるで。
ここはセントルイス公共ラジオの「セントルイス・オン・ジ・エア」やで。わいはイレーン・チャウや。
人工知能は世界を大きく変えとるんやけど、その開発の主要な力の1つがサム・オルトマンやねん。サムはセントルイスで育って、2003年にリオにあるジョン・バロウ・スクールを卒業したんや。
今はOpenAIの共同創業者兼CEOやねん。OpenAIは、ChatGPTを作っとる会社やで。ChatGPTいうのは、人間みたいな言葉で質問に答えたり、プロンプトに応答したりするチャットボットやねん。ChatGPTは毎月何百万人もアクティブユーザーがおって、コカ・コーラ、マイクロソフト、スラック、デュオリンゴみたいな有名企業も使っとるんや。
サム・オルトマンは今朝、母校で学生らと話をしたんやけど、この会話を通して、彼のセントルイスでの育ちや、AIの起源、出現、使い方について、それに最新バージョンのChatGPTについても話すつもりやで。
せやけど、まずは今朝、母校のバロウにおったことから始めよか。学校全体の集会で話して、そのあと小さなグループの学生らとも話したんやって。そこでめっちゃくつろいでたんが印象的やったなぁ。楽しんどるみたいやったで。
サム: せやな、AIについて話すんが好きやねん。特に学生らとAIについて話すんが好きなんや。若い人らがChatGPTやAIを広く採用していくのを見るのがほんまにすごいことやと思うわ。バロウで過ごした時間は最高やったで。あんまり戻る機会がないけど、昔の先生らに会えるのはええもんやわ。学生時代の楽しい思い出がようけあるからな。
イレーン: 学生との交流で、特に印象に残ったことはあった?正式な時間やったり、写真撮影の時やったりとかでも。
サム: 昨日、新しいモデルの01をリリースしてん。これは大きな進歩やねん。今までのんよりずっと賢くて、推論能力も高いんや。ある学生が来て、「昨日徹夜でそれで遊んでたけど、賢すぎるわ。これからどうすればええんや?大学で何を勉強したらええんや?」って言うてきたんが印象的やったわ。
イレーン: そんな質問を聞いて、どう感じた?何て答えたん?
サム: AIに対する最初の反応はいつも面白いんやわ。ChatGPTをリリースしたとき、世界中がしばらくパニックになってん。でもすぐに慣れて、「これが新しい日常や」って感じになって、「なんでもっと速くならへんの?もっと賢くならへんの?」って言い始めたんや。人間の精神がもっと多くを求める姿勢が好きやねん。
でも、学生の目を通して見るのは面白かったわ。わいらは何年もこの技術を開発してきて、世界と共有できるのを楽しみにしとったけど、初めて触れる彼の反応を見るのは楽しかったんや。
話し合ったのは、これが新しいツールで、人々がこれまでよりもっと多くのことを成し遂げるために使うってことやね。人間の能力は、これを使うことで大幅に向上するんや。AIなしではできへんかったことが、できるようになるんやから。
でも、これは技術と人類の進歩の物語そのものやねん。わいらはずっとより良いツールを作り続けてきて、能力を高めてきたんや。彼はその会話の後、安心して興奮してたと思うわ。
イレーン: さて、もう一度、あんたがおった環境に戻りたいんやけど。セントルイスで育ったけど、バロウに通ってた。でも、サム、もう20年ほど別の場所に住んでるよな。セントルイスで育った思い出で、一番心に残ってるのはどんなことや?学校のことでもええし、学校以外のことでもええで。
サム: セントルイス大好きやわ。ここで育ったんがほんまによかったと思うねん。最初に思い出すんは、フォレストパークを自転車で走り回ってたことやな。放課後によくそうしてたんや。小さい頃は父親と一緒に、大きくなってからは1人や友達と一緒に。
おもろいもんやわ。場所や物理的な空間がどれだけ記憶に残るかって。目をつぶっても、自転車道のすべての曲がり角を言えるわ。
他にもようけあるで。シャパークでの夏の水泳とか。高校時代はコーヒー・カルテルでようけ時間を過ごしたなぁ。ええ思い出や。残念ながらもうなくなってしもたけど、長い間、セントルイスに戻るたびに同じモカフラップを飲みに行ってたんや。めっちゃうまかったわ。
イレーン: サム、わいらがここに座っとる今、あんたが育った時に聴いとったセントルイス公共ラジオで話してるんやけど、どんな気分や?
サム: 今そのこと考えとったとこやわ。せやな、車の中で母や父と一緒にNPRをよう聴いとったなぁ。特に学校に行く途中とかな。小さい頃はむしろ音楽聴きたかったかもしれんけど、だんだん好きになってきてん。ここに座ってるのは確かに変な感じやけど、めっちゃええことやと思うわ。
イレーン: 戻ってくるたびに見る発展があると思うんやけど、あんたが別の都市や地域に住んでる間に、ここがどれだけ発展したかを感じさせるようなものはあるか?
サム: 完全にそうやな。わいが子供の頃は、スタートアップもテクノロジーの現場もほとんどなかってん。それが過去20年ほどで発展してくのを見るのはすごいことやわ。わいは偏見があるかもしれんけど、それはめっちゃええことやと思うわ。
この前、ネオン・グリーンズっていう場所でランチ食べてん。水耕栽培のレタスを育てとるとこやねん。めっちゃうまかったわ。ChatGPTを使ってレシピの一部を考えとるらしいねん。わいが育った頃にはそんなクールなレストランなかってん。そんなんができたんを見るのはおもろいわ。
イレーン: 今日の食事先を選ぶとき、ChatGPTとのつながりを探してたん?
サム: いや、うまい食事を探しとっただけやで。でも、せやな。
イレーン: 最近、モーニング・エディションでAIが作ったチョコレートチップのレシピについて何か聞いたような気がするわ。
サム: そのことは聞いてへんかったわ。
イレーン: ああ、そうか。でも、ChatGPTが良くなってきてレシピに使うのがちょっとしたトレンドになってきてるって聞いたことがあるわ。みんなええ結果出してるみたいやで。
サム: 味は主観的なもんやからな。ええ結果を出すには、「こういうのが好きやねん」とか「こういう味が好きやねん」って伝えんとあかんと思うわ。
イレーン: さて、AIについてもうちょっと話そか。今朝、ジョン・バロウのコンピューター室にいた話をしてたよな。そこで何が起こってて、あんたの頭の中で何が起こってたんが、今のChatGPTの種になったんやろか。
サム: わいは覚えとる限り、ずっとコンピューターオタクやってんな。それにSFのオタクでもあってん。小学校はクレイトンのキャプテンに通っとってん。そこにApple IIGSがあってん。めっちゃ昔の話やで、めっちゃ古いコンピューターやったけど。
その時代に育ったのがすごく特別やったと思うねん。そのコンピューターでプログラミングを簡単に学べたんや。今はまた簡単になってきたと思うけど、その間に長い期間があって、そんなに簡単やなかってん。
教室にそういうのがあって、あんまりたくさんのことはできへんかったけど、すぐにBASICでプログラミングできたんや。どうやって学び始めたんか覚えてへんけど、たぶん生徒の誰かの父親が少し知っとったんやと思う。
そこからみんなで一緒に探求する素晴らしい時期が始まってん。みんなで一緒に理解していって、コンピューターにいろんなことをさせられるようになってん。古い印刷機があってん。側面に穴の開いたやつや。わいと他の子らでプログラムを書いて、画面に100万までの素数を全部表示するようにしてん。
それを紙に印刷したらおもろいと思ってん。授業の終わりちょっと前に始めて、次の日に戻ってきたら全部終わっとって、リボンも紙も全部使い切っとってん。ちょっと怒られたけど、楽しかったわ。
それからもコンピューターに興味を持ち続けて、結局家にも1台買うてもろてん。もうちょっとプログラミングを学んで、バロウに行ってん。バロウにはAPコンピューターサイエンスのクラスがあって、そのコンピューター室で勉強したんや。
ケプチャー先生っていう素晴らしい先生がおって、教えてくれたんや。たぶん16人くらいで、古いMacで座っとってん。わいはそれが世界で一番かっこええと思ってたわ。
イレーン: それで、OpenAIとChatGPTやけど、何百万人もの人がChatGPTを使っとるよな。これは、中西部で育った子供から始まったんやで。ChatGPTを知らん人のために、サム、一番簡単な言葉でChatGPTをどう説明する?
サム: まず、わいはそれに取り組んだ多くの人の1人に過ぎへんし、間違いなく一番重要な人間やないねん。これは本当に素晴らしいAI研究者らが何年もかけて懸命に取り組んできた結果やねん。それに、何十年も前からこれを可能にするための基礎を築いてきた人らもおるんや。
説明するとしたら、こうや。わいらだけやなくて、この分野全体、いや、分野以上のもんが、この瞬間を迎えるために必要やってんな。半導体産業全体が発展せなあかんかってん。プログラミング言語の作り方を理解せなあかんかってん。オペレーティングシステムの作り方も、ネットワーク機器の作り方も理解せなあかんかってん。GPUも作らなあかんかってん。
これは本当に長期間にわたる何百万人もの人らの莫大な貢献が一緒になって、今、わいらがこの道にレンガを一つ置くところまで来たんや。
それが全部一緒になって、人間の言語や画像、他のたくさんのものを理解できるコンピュータープログラムを作ることができるんや。言葉の定義については議論の余地があるかもしれんけど、少なくとも理解しているように見えるプログラムやね。
そして、それを使って役立つ仕事ができるんや。「こういうもんが好きやねん、サラダのレシピを考えてくれへん?」とか、「これをスペイン語から英語に翻訳して」とか、「この新しいスキルを学びたいねん。今の知識はこれくらいや。もっと教えてくれへん?それでクイズも出してくれへん?」とか、「医療の問題で困っとるねん。診断を手伝ってくれへん?」とか、「バグのあるコンピュータープログラムを書いとるねん。見つけるの手伝ってくれへん?」とか。
こういう非常に有能な汎用アシスタントができて、人々が望むことを何でも手伝えるようになったんや。
イレーン: 最後の2つ、医療の問題とコンピュータープログラムの話は、昨日リリースされた新バージョンのChatGPTにぴったりやな。この新しいバージョンは数学や科学の推論ができるんで、バロウの学生をびっくりさせたんやろ。サム、この最新バージョンが他のバージョンにはなかった、あるいはできなかったことを、もうちょっと具体的に説明してくれへん?
サム: この新しいバージョンの最大の breakthrough は、難しい問題、特に科学や工学の問題を長時間かけて推論する能力やねん。結果は本当にわいらを驚かせたわ。
このシステムは、めっちゃ難しい数学コンテストに参加して、全国で上位数百人に入るくらいの成績を出せるんや。プログラミングコンテストに参加しても、世界トップクラスの人らと競争できるレベルやねん。
それはかっこええけど、コンピューターがテストで良い点を取れるって示すのが目的やないねん。そんなん、あんまり役に立たへんやろ。
でも、研究者が病気の治療法をもっと早く見つけるのを手伝ったり、クリーンエネルギーのための新しい材料をもっと早く発見するのを手伝ったり、他にもわからへんけどいろんなことができるかもしれへん。そこがわいらが本当にワクワクしとるところやねん。
これが人々の手に渡ってまだ24時間しか経ってへんから、世界の長期的な反応や実際の使い方はまだ見えてへんけど、興奮レベルはめっちゃ高いわ。
イレーン: 科学や数学に特化したこのChatGPTで、あんた個人として見てみたい使い方はあるか?
サム: いろんな素晴らしいことができると思うわ。個人的には2つの分野にめっちゃワクワクしとるねん。
1つは、これがコンピュータープログラミングの本質を変えて、プログラマーがもっと効率的になれるようにすることや。今まで難しかったことが簡単にできるようになるんやないかな。
わいは、今の世界はもっとたくさんのソフトウェアを必要としとると信じとるねん。この新しいツールがプログラマーの生産性を10倍とかに上げられたら、みんなの創造性からもっと恩恵を受けられるようになると思うわ。それはほんまにすごいことやと思うねん。
もう1つは、わいが小さい頃から、科学的発見とそれが世界や経済を前進させる重要性を強く信じとってん。いつか未来に、AIが科学の進歩を加速させるのを手伝えるって言われとってん。今回が初めて、それに近づいたと思うわ。めっちゃワクワクしとるんや。
イレーン: インターネットで浮かんどる質問の1つで、今朝も学生らから出てきたんやけど、将来の仕事に関する懸念があるんやって。AIが自分らの仕事を奪うんやないかって心配しとる人らに、サムはどう言うんや?
サム: 人々はどの技術革命のときもそれを心配するもんやねん。ある程度は正当な理由があるわ。一部の仕事はなくなるからな。でも、わいらはいつも新しい仕事を見つけるもんやねん。
人間の新しいものへの需要や、他の人の役に立ちたい欲求、創造性を表現したい欲求、社会に貢献したい欲求、地位を得たい欲求、そういったものはなくならへんと思うわ。だから、仕事がなくなることはないと思うねん。
社会として、人々にもっと働いてほしいのか、それとも少なく働いてほしいのか、ちょっと混乱しとるところもあるかもしれへんけど、「週に8時間だけ働く」っていう約束は、ずっと望まれてきたけど、一度も実現したことがないねん。これからも来ないと思うわ。
でも、未来の仕事は今とはめっちゃ違って見えるやろうな。100年後に人々がやっとることを見たら、「あれは仕事やない、趣味や」とか「あれは芸術や」とか「あれは何か別のもんや」って言うかもしれへん。
でも、人々は生き残るために苦労してへんし、働かなあかんから働いとるんやない。数百年前の人らがあんたとわいを今見たら、「あれは本当の仕事やない、ただおしゃべりしとるだけや」って言うかもしれへんな。
わいは自分の仕事が大好きやし、あんたも自分の仕事が好きやと思うわ。それはええことやと思うねん。他の人らもこれを聴いて楽しんでくれたら、わいらは何か価値あるもんを提供できとるってことやろ。
仕事の本質はいつも進化しとるし、これからも進化し続けるやろうけど、人間の根本的な欲求はなくならへんと確信しとるわ。
イレーン: 人間の欲求、そして人間の本能や傾向もあるよな。AIには良い使い方も悪い使い方もあると思うんやけど、サム、積極的な目的で使われとる素晴らしい例はあるか?
サム: 今朝バロウにおったから頭にあるんかもしれへんけど、教育の分野で起こっとることは間違いなく注目に値するわ。カーン・アカデミーは早い段階から開発者やってん。AIを使って学生の学習を手伝う本当に素晴らしい体験を作っとる会社はそんなに多くないねん。
健康の分野も別の例やな。カラーヘルスはわいらの技術を使って、がん患者さんの個別治療計画を立てるのを手伝っとるんや。めっちゃええ結果が出とるみたいやで。
プログラマーの話はちょっとしたけど、昨日01をリリースしたばっかりやから、もう一回言わせてもらうわ。これらのツールを使うことで、プログラマーができることがめっちゃ変わると思うねん。それがわいら全員にめっちゃええ影響を与えると思うわ。
イレーン: 教育の分野での積極的な発展について話してくれたけど、心配な点もあるよな。学生らがChatGPTを使ってエッセイを書いてしまうことで、独立した批判的思考ができなくなってしまうんやないかって懸念があるけど、どう思う?
サム: 人々に書くことを教えるのが大切やと思う理由は、必ずしもたくさん書く必要があるからやないねん。それ自体に価値はあるけどな。でも、書くことは考え方を学ぶのにめっちゃええ方法やと思うねん。
わいはまだ、自分のためだけに書くことがあるわ。何かを考え抜こうとするとき、理解しようとするときにな。で、終わったらそのファイルを消すねん。
でも、わいらはその能力を教える新しい方法を見つけなあかんのやと思うわ。わいは書くことがまだ一番ええ方法やと思うけど、もっとええ方法が見つかるかもしれへん。そして、そういう目的のために人々がそれをやっとることを確認する新しい方法を見つけるやろうし。
学校でエッセイを書くことには他にもいろんな目的があるけど、わいにはあんまり価値がなかったと思うものもあるわ。そういうのは変わっていってもええと思うねん。
イレーン: さて、今週起こったことで、今朝の質問の1つにもなったんやけど、選挙のことや。今週の大統領候補者討論会の後、テイラー・スウィフトがカマラ・ハリスを支持したんやって。テイラー・スウィフトの投稿の一部にはこう書かれとったんや。「最近、わたしのAIがドナルド・トランプの大統領選挙運動を誤って支持してる動画が、彼のサイトに投稿されてたって知ったわ。それでAIに対する恐れと、誤情報を広めることの危険性を本当に感じたわ」って。
サム、ディープフェイクのテイラー・スウィフトはOpenAIの製品では作られてへんかったって聞いとるけど、AIに対する恐れと誤情報を広める危険性について、あんたはどう思う?
サム: わいらのツールに関しては、それについてめっちゃ厳しい立場を取っとるわ。ディープフェイクで起こっとることはめっちゃ問題やと思うし、世界はそれについてはっきりした立場を取れるはずやと思うねん。
もちろん、他の会社や他の人のツールをコントロールすることはできへんけど、これは世界が簡単に同意できる例やと思うわ。受け入れられへん使い方やって。
イレーン: 人工知能には、コンテンツの真正性を確認するためにどんな安全策を設けるべきやと思う?
サム: いくつかのアプローチが効果的やと思うわ。ウォーターマーキングについてできることはようけあるし、自分のツールで生成されたものについてできることもようけあるねん。
でも、これを強制せえへんサービスから生成された説得力のあるコンテンツが広まる世界になると思うわ。わいの希望は、フォトショップが出てきたときのように、世界がすぐに学んでくれることやねん。
もうインターネットで見るものを必ずしも信用できへんようになって、高度な懐疑心を持たなあかんようになるやろうな。人々はこれにめっちゃ強いと思うわ。変化する環境にすぐに学び、適応できると思うねん。でも、それは重要な変化になるやろうな。
イレーン: つまり、わいらのBS(たわごと)に対する免疫システムを構築するってことやな。
サム: そうやな、免疫システムの方がええ言い方かもしれへんな。
イレーン: 8月にOpenAIは連邦機関のUS AI安全研究所と合意して、将来のAIモデルをその機関にプレリリースすることになったよな。この新しいChatGPTモデルでも、そのプレリリースは行われたんか?
サム: そうやな、プレリリースでテストしてもらったわ。めっちゃ良い経験やったし、とても役に立ったわ。
イレーン: リリースについて、今のところどうや?今朝1つの直接的な証言を聞いたけど、まだ24時間しか経ってへんし、あんたも移動中やったよな。昨日はワシントンDCとミシガンにおって、今はセントルイスやし。あんまり近くで見られへんかったんやないか?
サム: そうやねん。わいらの内部の会話や、ネット上で人々が言うとることを見とるけど、みんなめっちゃ気に入ってくれてるみたいやわ。
イレーン: それで、もっと大きな問題やけど、政府の責任についてや。サム、人工知能を規制する上で、政府の責任はどうあるべきやと思う?
サム: どんな新しい技術でもそうやけど、いくつかのルールが必要になるやろうな。これらのシステムがもっと強力になるにつれて、安全性の検証が必要になるやろうし。
わいが飛行機に乗るとき、自分でエンジンをチェックしたりせえへんやろ。政府機関がプロセスを実行して、わいが飛行機に乗ったら目的地に安全に到着できるっていう高い信頼性を持てるってことを信じとるねん。
「規制は最悪や、物事を遅らせる」って言うのが流行っとるし、確かに遅くなることもあるし、イライラすることもあるわな。わいらが気づいてへん欠点もあるかもしれへん。
でも、あんたが飛行機に乗ったとき、安全やって信じられるのはええことやろ。めっちゃ強力なAIシステムが世界に展開されるときも、似たようなもんが必要になると思うねん。
イレーン: さっきホワイトハウスの話が出たけど、あんたは昨日、他のテック企業のCEOらと一緒にホワイトハウスでミーティングに参加したよな。そのミーティングは何についてやったん?サム、どんなことを感じ取ったんや?
サム: アメリカでAIのためのインフラをもっと構築する方法についてやってん。特にそのエネルギーニーズについてやけど、もっと広いトピックも含めてな。
残念ながら、アメリカはインフラを構築するのが世界で一番簡単な場所やないねん。でも、この技術はめっちゃ戦略的で重要やから、アメリカでクリティカルなAIインフラをどうやって構築するか考えなあかんのや。
わいらはそれについてめっちゃ熱心に取り組んでるし、確実にやり遂げたいと思っとるねん。そのミーティングでは、問題点と潜在的な解決策について議論したわ。それが主な内容やってん。
イレーン: エネルギーの話やけど、AIは大規模なデータセンターを使うし、常に稼働させて、エアコンや大量の水で冷やし続けなあかんよな。AIのエネルギーニーズや気候への影響について、もっと広い意味で心配することはないんか?
サム: わいは、世界は今よりもっとたくさんのエネルギーを必要としとると思うねん。AIはその理由の1つやけど、比較的小さな理由やな。
エネルギーの歴史を勉強すると、少なくともわいが気づいたのは、エネルギーのコストが大幅に下がるたびに、生活の質が大きく向上するってことやねん。
最近誰かが言うとったんやけど、世界の最貧困層25%のために1つだけ選べるとしたら、そういう人らのエネルギーコストを半分に下げることを選ぶって。それだけでも劇的な効果があるらしいわ。もちろん、10分の1に下げられたらもっと劇的な効果があるやろうけどな。
わいは、これからの未来の2つの基本的な商品は、知性とエネルギーやと思うねん。アイデアを持つ能力、知的なことを成し遂げる能力、そしてエネルギー、つまりそれらを世界で実現する能力、AIそのものを動かす能力もな。
AIのためにもっと多くのクリーンで安全で信頼性の高い堅牢なエネルギーが必要になるやろうけど、主にわいらが成長と繁栄を続けたいなら必要やと思うねん。
これについては、いくつか面白いことがあるわ。核分裂と核融合、太陽光と蓄電、わいらはなんとかこれを解決すると思うわ。でも、できるだけ多くのことをするほど、わいらの状況はよくなるやろうな。
イレーン: ちょっと休憩を取るわ。すぐに戻ってきて、OpenAIの共同創業者兼CEO、ChatGPTを作った会社のサム・オルトマンとの会話を続けるで。
イレーン: 戻ってきたで。わいはイレーン・チャウや。OpenAIの共同創業者兼CEO、ChatGPTを作った会社のサム・オルトマンとの会話を続けるわ。
サム、番組の前にリスナーから質問を募集したんやけど、ある人から「質問はないけど、あんたの下で働きたい」って言うて、履歴書を送ってきたんや。そこで聞きたいんやけど、あんたは従業員に何を求めるんや?
サム: まず、その履歴書送ってほしいわ。ええやん。
わいらが求めるのは、革新的な精神、創造性、めっちゃ頑張れること、長期間1つの問題に集中できることやな。わいらの研究では、それがほんまに実を結ぶねん。
もちろん、知性や協調性など、普通に期待されることも求めるわ。楽観主義も大事やな。わいらの研究では、楽観主義もほんまに役立つねん。
確実に物事をやり遂げる人も求めとるわ。これまでの人生でどんな状況やったかに関わらず、それは将来の成功を予測する良い指標やと思うねん。
AGI(汎用人工知能)を信じ、それを安全に広く利用可能にするというわいらのミッションを信じる人、そういう人らを求めとるわ。
イレーン: 次の質問はOpenAIの職場文化についてや。去年の11月、OpenAIの取締役会があんたを解任したよな。理由は「取締役会とのコミュニケーションで一貫して率直でなかった」からやって。何日も大きな見出しになったけど、約1週間後にあんたは復帰して、OpenAIには新しい取締役会ができたんや。
リスナーのライアン・リリーさんからメールをもらったんやけど、こう書いてあるわ。「テクノロジー業界はよく有害な職場環境やって聞くわ。XやBlizzard Activisionでひどい状況があったって報告もあるし。でも、取締役会がサム・オルトマンを解任したとき、従業員の95%が『彼が復帰せえへんなら辞める』って言うたんやで。OpenAIの職場文化が、そこまで違うのはなぜなんやろ?ほぼ全社員が上司を支持するために辞めるって言うほどに」
サム、どう思う?
サム: わいを支持するためやなかったと思うわ。ミッションを支持するためやったと思うねん。
わいら全員が、自分らのやっとることを本当に大切に思っとるんや。これがハイステークスやってことはわかっとるし、でもそれに深くコミットしとるねん。世界にこの新しい技術を導入するのを手伝う役割を果たせることを、わいらはめっちゃ光栄に思っとるわ。うまくいけば、これは本当にええことになるはずやからな。
チームからのサポートをもらえてめっちゃうれしかったわ。前例がないとは言えへんやろうけど、めっちゃクレイジーな4日間やってん。
でも、それはミッションへの献身、わいらが達成しようとしとることへの献身やったと思うねん。わい個人に対してやなかったと思うわ。
イレーン: そのミッションって何なん?究極の目的というか、最終目標というか、そういう言い方が正しいかどうかわからへんけど。
サム: わいらは、これが人生で最も重要な、もしかしたら最も重要な技術革命の1つになると信じとるねん。そして、全ての人々がそこから大きな恩恵を受けられるようにしたいんや。安全で責任ある方法で導入されることを確実にしたいし、同時にワクワクするようなものにしたいんや。
世界には今、悪いことがようけ起こっとるやろ。悲観的になったり無関心になったりする理由はようけあると思う。でも、これは輝く明るい部分なんや。
だから、昨日新しいモデルを出して、人々がどれだけ喜んでくれたかを見るのは、めっちゃ大切やと思うねん。
イレーン: サム、7月にワシントン・ポストに寄稿したよな。そこで、「誰が人工知能の未来をコントロールするのか」っていう挑発的な質問をしたんや。そして、技術開発をめぐる国家間の競争を指摘して、ロシアの指導者のウラジーミル・プーチンが「AI競争に勝った国が世界の支配者になる」って言うたことも書いとったな。これは独裁者が言うとることやけど。
サム、AI競争に勝つってそもそもどういう意味なんや?新しいバージョンのChatGPTのリリースで、潜在的な危険が増したりするんやろうか?
サム: プーチンの言うことに部分的に同意するし、部分的に同意せえへんな。
独裁者が世界で最初に非常に強力なAIを手に入れて、それを悪用しようとしたら、確かにめっちゃ悪いことになるやろうな。そんなことは絶対に起こらせたらあかんわ。
わいの希望は、アメリカの企業が最先端の最も強力なAIを開発することやねん。でも、アメリカがそれを使って世界をコントロールしようとするんやなくてな。それもめっちゃ悪いことやと思うわ。
わいらがこれを多くの人々の手に渡して、彼らがそれを使って世界をもっとええ場所にすることを望んどるんや。力が1人に集中するんやなくて、分散されることを望んどるねん。その1人がプーチンであろうがアメリカの大統領であろうがな。
もちろん、わいはアメリカの大統領の方が好きやけど、1人の手に渡るのは好まへんな。わいらがやっとるのは、これを何億人もの人々の手に渡して、広く分散した方法でこのツールを使ってもらうことやねん。それがめっちゃ重要やと思うわ。
質問の後半の部分やけど、新しいシステムは… 大げさに言いたくないし、もちろんハイプしたくもないけど、でも控えめに言うのも避けたいなぁ。これは新しいパラダイムの始まりや。まだめっちゃ初期の段階やけど。
わいらがこれに「1」って番号をつけたのには理由があるねん。でも、AIは頭打ちになってるんか、何か上限に近づいとるんか、進歩は遅くなるんかっていう議論があったやろ。
このリリースの一番重要なメッセージは、進歩が遅くなるどころか、わいらは次の数年間は大丈夫やってことやねん。
イレーン: サム、あんたがここでわいらと話してるのは、セントルイスで育った人やからやねん。ええ思い出がようけあるって言うとったよな。Xで Ben Harvey から質問が来とってん。Ben はこう書いとるわ。「こんにちは、サム。セントルイス地域に還元する短期的または長期的な計画はあるんですか?北セントルイスは投資を求めてるし、OpenAIのサテライトオフィスがあれば大きな意味を持つと思います。」Ben にどう答える?サム。
サム: セントルイスに対して一般的に何かしたいと考えとるんや。ここは大切な場所やし、何かええことをしたいと思っとるねん。正直なところ、今はめっちゃ忙しくて、次の2、3年はできへんかもしれへん。でも、人生のどこかの時点で、ほんまにそれを考えたいと思っとるわ。
OpenAIのサテライトオフィスについては、できる可能性のあるバージョンがあると思うし、考えたこともあるねん。わいらは主にサンフランシスコか、AI研究の人材がようけおる他の場所にオフィスを構えとるわ。ロンドンにもそこそこ大きなオフィスがあるし。
残念やけど、はっきり言うて、セントルイスはAI研究のハブやないねん。だから、ここに研究中心のオフィスを開くのは難しいと思うわ。他の種類のことはできるかもしれへんけどな。
でも長期的には、どうすればOpenAIがここにAI研究のオフィスを喜んで開けるような場所になるか、考えてみたいと思うわ。
イレーン: サム、5月に「ギビング・プレッジ」に署名したよな。そうすることで、資産の半分以上を寄付すると約束した裕福な慈善家のリストに加わったわけや。その決断を後押ししたものは何やった?
サム: 個人的に、それは大切なことやと思うねん。わいは科学の進歩を支援することが慈善活動の重要な分野やと信じとるし、そこにもっと力を入れたいと思っとるわ。
わいは、それが社会を大きく助けるって強く信じとるねん。今はAIツールができることについて、ちょっとだけ内部の知識があるから、それをめっちゃ効果的にできる方法がわかるんや。だから、それを始めるのが楽しみやねん。
イレーン: 最後の質問や。残り数分しかないけど、あんたは知識について話してくれたな。めっちゃ面白いわ。人工知能の発展は、人間の知識が深まり成長していく過程とどう似とって、どう違うんやろ?
サム: ええ質問やな。正直な答えは、違うけど、その違いの細かいところをまだ完全には理解できてへんってことやな。
人間は1回聞いただけでめっちゃよく理解できることがあるけど、AIは何百回も何千回も同じ情報を与えられんと理解できへんこともあるし、逆にAIの方が全然違うってこともあるし。これは大きな関心事やねん。
他にもようけ違いがあるわ。でも、明らかに人間からインスピレーションを得とるけど、学び方はめっちゃ違うんやな。
イレーン: サム・オルトマンはOpenAIの共同創業者兼CEOや。今日は地元の公共ラジオ局に来てくれてありがとう。ほんまに特別な機会やったわ。
サム: 呼んでくれてありがとう。
イレーン: この番組はイレーン・チャウと、エグゼクティブ・プロデューサーのアレックス・ホイヤーが制作しました。音響エンジニアはアーロン・ドアです。このポッドキャストはアーロンによってミックスと編集が行われました。「セントルイス・オン・ジ・エア」はセントルイス公共ラジオの制作です。理解はここから始まります。
「セントルイス・オン・ジ・エア」の番組を定期的に聴いてくれとる人は、興味がありそうな友達にも勧めてみてください。それと、アップルポッドキャストで評価とレビューを残してくれたら嬉しいです。アプリストアで最も簡単に番組を見つけてもらえる方法やねん。ありがとう。
セントルイス公共ラジオは、ミズーリ大学セントルイス校のメンバーによってサポートされとるサービスです。
「ゲートウェイ」は、セントルイス地域と州都ジェファーソンシティ、スプリングフィールドからのその日のニュースを平日にお届けします。「うちの学校は認定されとるんや。この法案は必要ないわ」「議員らが時間の重要さに気づくまで、あとどれだけ年月が必要なんやろ」わいはアビー・ロロです。平日はSTLPRアプリか、ポッドキャストを聴けるところで「ゲートウェイ」に参加してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました